経営の健全性・効率性について
「収益的収支比率が低い」(要因)①「水洗化率が低い」②「経費回収率が低い」(今後の対策)収益的収支比率がH22より10%近く上昇していることは補償金免除繰上償還や維持管理費の節減に努めた成果であるが、類似団体と比べまだ低い。今後も水洗化の促進や適正な料金設定の検討が必要である。
老朽化の状況について
下水道施設の点検・調査を実施し機能維持に努めているが、今後は持続的な機能確保のための下水道管理が必要である。
全体総括
類似団体と比較すると「水洗化率」が低く「経費回収率」は平均を上回っているが、100%に満たない状況となっている。依然として一般会計からの繰入金に頼らざるをえない状況で、今後も水洗化の促進や収納強化による使用料増収、適正な維持管理及び起債管理を行い、繰入金への依存低減に向けて努力していくことが必要である。