地方独立行政法人神戸市民病院機構：アイセンター病院【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2019年度）

地域において担っている役割

眼科専門病院として、標準医療から最先端の高度医療まで地域医療を高い水準で担うとともに、眼疾患に係る治験・臨床研究を推進する。また、重篤な眼疾患から社会生活への復帰を支援するワンストップセンターとしての役割を担っている。＊平成29年12月開院

経営の健全性・効率性について

令和元年度決算においては、病床利用率、患者１人１日当たり収益が前年度を上回ったことから、経常収支比率及び医業収支比率ともに100％を上回った。眼科単科であることから平均値との比較は困難であるが、病床利用率、患者１人１日当たり収益ともに良好に推移しており、職員給与費対医業収益比率及び材料費対医業収益比率も前年度を下回って推移している。

老朽化の状況について

平成29年12月の開院時に新たに建物、医療機器等を整備したことから、有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率ともに平均値を大きく下回っている。

全体総括

平成30年度決算及び令和元年度決算において経常黒字を確保しており、各種指標も良好に推移している。引き続き安定的に経常黒字を確保できるよう、地域医療機関との連携による新規患者の確保や手術件数の増に取り組むとともに、使用材料の見直しや価格交渉による材料費の削減に取り組んでいるところであり、今後もより一層の経営改善を図っていく。

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