地方独立行政法人神戸市民病院機構:西神戸医療センター

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

地域において担っている役割

神戸西地域における中核病院として、高度医療・急性期医療・結核医療等を安定的に提供するとともに、地域医療支援病院として、地域の医療機関との連携及び支援に取り組んでいる。また、地域がん連携渠底病院としての役割を担っている。※平成29年4月に旧神戸市地域医療振興財団から移管。

経営の健全性・効率性について

令和2年度決算においては、新型コロナウイルス感染症対応に伴う医療機能の縮小により、医業収支比率は100%を下回ったが、同感染症関連補助金の確保により、経常収支比率は100%を上回った。診療報酬の特例対応により、入院患者1人1日当たり収益は平均値を上回るも、外来患者1人1日当たり収益は平均値を下回っており、収益確保のためにさらなる向上が必要である。

老朽化の状況について

平成29年4月の移管に伴い、土地・建物・医療機器等を譲り受けたところであり、有形固定資産減価償却率、器械備品減価償却率ともに平均値を大きく下回っている、一方で病院建物は築後27年が経過していることから、維持管理に努めており、今後も建物改修、設備更新を計画的に行っていくこととしている。

全体総括

1.に記載の通り、経常収支比率は100%を上回ったのは新型コロナウイルス感染症関連補助金によるものが大きく、医業収支比率は100%を下回っている。医業収支比率・経常収支比率を100%以上にするために、診療機能の強化を図り、収益の確保に取り組むとともに、働き方改革の推進による時間外勤務手当の適正化や価格交渉による材料費の削減等に取り組んでいるところであり、今後もより一層の経営改善を図っていく。

類似団体【2】

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