清須市:公共下水道

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

・令和元年度より地方公営企業法の財務規定等を適用し、事業を運営している。・「①経常収支比率」は、103.11%であり経営成績は令和元年度につづき、良好である。また、類似団体平均及び過年度の値と比較して、「⑤経費回収率」が低い。これは、令和3年度に行った汚水事業が多く、「⑥汚水処理原価」が大幅に増加したためである。大幅に増加した要因となる事業は令和4年度で完了するため、今後「⑤経費回収率」は増加、「⑥汚水処理原価」は減少する見込みである。・一方で「②累積欠損金比率」は、過年度と比較すると、解消すべき欠損金を減らすことができたが、「③流動比率」は過年度より低く資金の流動性が低くなっていること、「④企業債残高対事業規模比率」は、事業規模と比べて高いことから令和元年度から引き続き資金確保が課題である。・「⑧水洗化率」は、令和2年度より下水処理区域、水洗化人口が増加しており、大きな変更はない。・今後も事業規模の拡大を行っていく予定であり、事業開始から30年程度経過後の令和20年ごろまでは企業債の残高が上昇する見込みである。

老朽化の状況について

・「➀有形固定資産減価償却率」は、9.02%と低いことから老朽化の状況が小さい。・汚水施設については、整備が直近10年程度と比較的新しいため老朽化の状況はない。・雨水施設については、本市は低地にあり、昭和30年代より汚水処理に先行して雨水排除のため都市下水路として整備してきた。・汚水施設の整備に合わせて、雨水施設を公共下水道の施設として位置づけ、順次整備している。雨水管の整備とともに老朽化した雨水ポンプ場の改築更新が急務となっている。・平成29年度に策定した下水道ストックマネジメント計画に基づき、老朽化した雨水管渠について計画的に更新を行っていく予定である。今後、重要な幹線の点検に向けて準備を進めていく。

全体総括

・引き続き汚水の面整備に努め、規模を拡大し、処理原価の低減・収益性の向上を図っていく。・合わせて都市下水路として整備した雨水施設を順次公共下水道に取り込み、老朽化した雨水施設の改築更新を行っていく。・令和元年度に地方公営企業法の財務規定等を適用したことに伴い同年度末に経営戦略の見直しを行った。令和6年度までは現行の経営戦略に基づき事業運営を行い、同年度に見直しを行う。

類似団体【Cb3】

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