2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
平成23年度の経常収支比率は、分母である歳入経常一般財源が増加したものの、分子の経常経費充当一般財源が、国民健康保険事業特別会計への繰出金や物件費の増などにより、前年度に比べ0.4ポイント上昇し、類似団体中16位となっている。
類似団体中5位であり、ここ数年平均を下回っている。人件費が、前年度に引き続き職員定数の削減により減となるとともに、物件費の減により、前年度に比べ1,954円の減となった。
平成23年度のラスパイレス指数は108.9であり、国家公務員の時限的給与改定特例法による措置により前年に比べ8.1ポイント上昇し、全国市平均と同様の動きとなっている。国家公務員の時限的給与改定特例法による措置がないとした場合の指数は、100.7であり、前年に比べ0.1ポイント低下している。
平成23年度は、前年度に比べ0.13人減少している。職員定数の削減により、ここ数年減少傾向を続けている。類似団体に比べてもやや少ない数値を保っている。
平成23年度の実質公債費比率は0.5%となり、類似団体中の順位は13位となっている。標準財政規模が縮小したものの、元利償還金の減などにより、前年に比べ、0.5ポイント改善した。
過去の起債抑制、地方債の順調な償還等により起債残高が減少したことにより、前年に引き続き将来負担比率は発生していない。引き続き、実質的な区の将来負担を把握し、安定した財政基盤の構築に努めていく。
「大田区職員定数基本計画(平成23年度~平成25年度)」により、計画的な職員定数の削減を行った結果、人件費決算額は引き続き縮減基調を維持し、人件費に係る経常収支比率は、0.8ポイントの減となった。
生活保護費と自立支援給付費の増加傾向が続き決算額は増加したものの、充当財源が増加したため、扶助費に係る経常経費充当一般財源等は前年度に対し0.3ポイントの減となっている。
近年の起債抑制によって残高が順調に減少している。平成23年度は、決算額は増加したものの、繰上償還分を除く経常経費は減となっており、公債費に係る経常経費充当一般財源等は減少している。