事業・施設概要
| 都道府県 | 沖縄県 | 経営主体 | 嘉手納町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 12,960人 |
| 現在給水人口 | 12,960人 | 給水区域面積 | 1,512ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率について、令和5年度も引き続き100%を下回っている。平成29年度から100%を下回っており、その主な要因はその他営業収益の施設提供対価料の減である。②累積欠損金比率は、毎年度0%であるので経営が健全であることが示されている。③流動比率は、前年度より増加している。100%以上であることが必要であり、短期的な債務に対する支払能力は良好である。④企業債残高対給水収益比率は、0%であり、健全経営であることが示されている。⑤料金回収率は、100%を下回っている。給水に係る費用について、給水収益以外であるその他営業収益(施設提供対価料)で賄っていることが主な要因である。⑥給水原価は、全国平均値、類似団体を上回っている。効率的な運営を図るよう努める。⑦施設利用率が平均値を下回っている理由として、事業認可当初の配水量に米軍基地が見込まれていたことが考えられる。現在は米軍基地内のごく僅かな限られた施設にのみ給水を行っているため当該値が低く算出されている。令和5年度の値については、例年どおりであり問題ないと考える。⑧有収率は、高水準を維持しており、有効率が95%を超えていることから、問題は無いと考えられる。今後も維持するよう努める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、令和4年度に配水池を増築したことにより減少した。②管路経年化率は、類似団体に比べ低い数値になっているが、今後10年では法定耐用年数に達する施設が増加することから、計画的な更新が必要である。③管路更新率は、今後、更新対象管路が増えることから、経営状況を勘案しながら計画的な更新が必要である。
全体総括
分析により、経常収支比率が前年に引き続き100%以下となり収支が赤字であることが示された。減少した主な理由は米軍基地からの収益である施設提供対価料の減少によるものである。また、給水収益については、前年より若干回復した。コロナ禍の収束によるものと思われる。しかしながら、ゆるやかな給水人口の減少や節水機器の普及等があるため、今後も給水収益の大幅な回復は見込めない。その他営業収益である施設提供対価料については前年度より使用量が増加したが、今後も収益増が見込めない為、水道料金等での給水収益確保が必要である。また、施設の老朽化も進んでいることから、計画的に施設の更新を行う必要がある。以上の事を踏まえ、今後、料金改定を含めた経営改善に向けた取り組みを行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.3億円
総額3.3億円