宮崎県えびの市:えびの市立病院の経営状況(2016年度)
宮崎県えびの市が所管する病院事業「えびの市立病院」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
当院は国保健康保険診療施設として設置され、当市人口の約3割が国民健康保険加入者であり、かつ、当院の外来患者の約27.4%が当該保険被保険者の利用がある。また、市の委託事業として、特定・長寿健康診査、人間ドック、各種ガン検査等を実施し、年々受検者も増加し、市民の健康づくりを担っている。なお、当院は救急告示病院としての機能も持ち、救急自動車搬送や時間外の患者受入を365日実施している。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率・②医業収支比率・③累積欠損金比率について、一般会計との間で他会計負担金等の繰出基準を見直しした結果、経常収益が増加し、前年度比の当該比率が改善されている。しかしながら、他会計繰入金を除いた場合の経常収支や医業収支の比率はともに減少し、他会計繰入金への高い依存は否めず、今後は内科医師の確保や職員のスキルアップ等による増収及び歳出削減の徹底を図り、なお一層の経営健全化に努める。⑤入院患者1人1日当たり収益(円)⑥外来患者1人1日当たり収益(円)については、入院患者は増減を繰り返し、医師数減少のため、土曜診療を休止した平成22年度以降は、外来患者も減少を続けている。今後、平均在院日数の短縮により看護基準13:1を満たすことや一部病床機能の転換等による、看護体制の見直し効率化を図り、入院収益増加を目指す。
老朽化の状況について
平成28年度末現在で、病院所有の医療機器等のうち約77%が耐用年数を経過している状況であり、院内各部局からの意見徴収や点検結果を踏まえた上で、建設改良費に関する6ヶ年計画を策定した。今後計画的な医療機器等の更新整備を図ることで、経費負担の平準化を図り、もって、市民の生命と健康を守っていくための、安定して継続的な医療サービスを提供できる診療体制の維持に努める。
全体総括
えびの市病院事業における各経営指標の悪化は、年々顕著に低下する入院患者、外来患者数の減少による医業収益の減少と歳出抑制が進まないことが主な要因である。収益増を図るための医師確保が進まないことに加え、市の人口減少も重なり、即効性があり、かつ、継続的な新規患者獲得のための方策がなかなか打ち出せない状況にある。今後は、平成28年度策定の「えびの市立病院改革プラン」に基づき、近隣医療機関との連携、病床機能転換等による経営の効率化を積極的に図りながら、宮崎県地域医療構想を踏まえた当院の果たすべき役割を明確にし、持続的で切れ目のない医療連携が可能な地域医療体制の構築に努力していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
えびの市立病院の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部のえびの市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。