事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 日出町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 28,052人 |
| 現在給水人口 | 25,999人 | 給水区域面積 | 4,315ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
■経営の健全性①経常収支比率は118.88%と、昨年度比10.70ポイント上昇した。全国平均(108.70%)及び類似団体平均(105.92%)を上回っていることから経営状況は良好である。②累積欠損金は発生していない。③流動比率は、343.24%であり、昨年度比9.44ポイント上昇した。全国平均(252.29%)を上回ったものの類似団体平均値(364.46%)を下回った。④企業債残高対給水収益比率については、233.37%で全国平均(268.07%)及び類似団体平均値(403.72%)を下回っている。⑤料金回収率は、112.69%で全国平均(97.47%)及び類似団体平均値(92.17%)を上回っている。R4年度は、昨年度比で多くの指標が良化した。これは、R3年度に配水管洗浄業務や経営戦略策定に多額の経費を一時的に要したためである。■経営の効率性⑥給水原価は、108.78円で全国平均(174.75円)及び類似団体平均値(188.51円)を下回った。⑦施設利用率は、69.57%で全国平均(59.97%)及び類似団体平均値(55.31%)を上回った。以上⑥⑦より、施設利用率が高く、給水原価が低いことから、経営の効率性は図られている。⑧有収率については、75.90%と昨年度比1.78ポイント低下し、全国平均(89.76%)及び類似団体平均値(80.36%)を下回っている。R4年度は前年度同様大規模な漏水が発生したため有収率が下がっている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率については、54.62%で全国平均(51.51%)及び類似団体平均値(52.20%)を上回った。②管路経年比率は、15.39%で全国平均(23.75%)及び類似団体平均値(20.73%)を下回っているが、年々経年化率は上昇している。③管路更新率は、0.96%で昨年度比0.06ポイント上昇し、全国平均(0.67%)及び類似団体平均値(0.50%)を上回わった。近年、漏水が多発していることから、管路更新のための予算を増やし、積極的に老朽管の更新を行っている。
全体総括
日出町においては、現時点で施設の効率性・収益性・経営の健全性については、概ね問題は無いと考えている。しかし、給水人口の減少等による水道料金収入の減少、各施設の老朽化による更新等で厳しい財政運営が予想されることから、各指標の傾向を十分に分析し対策を講じる必要がある。また、令和3年度から老朽管の更新や施設耐震化を積極的に実施していることから、今後起債の償還額が増加することが想定されるので、必要であれば水道料金の適正化も視野にいれ視野に入れ、将来を見通した健全な経営に努める。
経営状況
収支構造
総額4.2億円
総額3.5億円