事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 日出町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 28,538人 |
| 現在給水人口 | 26,275人 | 給水区域面積 | 4,315ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性については、①経常収支比率が平成29年度数値で125.43%であり、全国平均値(113.39%)及び、類似団体平均値(110.05%)を大きく上回っています。また、②累積欠損金については発生しておらず、健全な経営状況にあるといえます。③流動比率については、平成29年度数値で294.44%となっており、類似団体平均値(359.47%)を下回っているが、当該指標の目安とされる200%を上回っており安全性が高いと言えます。また、④企業債残高対給水収益比率についても平成29年度数値で265.66%で、全国平均値(274.27%)及び、類似団体平均値(401.79%)を下回っており、⑤料金回収率も、平成29年度数値で122.02%で、全国平均値(104.36%)及び、類似団体平均値(100.12%)を大きく上回っていることから、比較的健全な経営状況にあるといえます。経営の効率性については、⑦施設利用率が平成29年度数値で63.87%と、全国平均値(60.41%)及び、類似団体平均値(55.63%)を大きく上回っていることと、⑥給水原価が平成29年度数値で98.06円と、全国平均値(165.71円)及び、類似団体平均値(174.97円)を大きく下回っていることで費用の効率化が図られているといえます。⑧有収率については、平成29年度数値で82.84%と前年より2.15%改善しており、全国平均値(89.93%)に比べ低くなっているが、類似団体平均値(82.04%)より上回っていおり改善傾向にあります。今後も漏水調査や老朽管の敷設替を計画的に行い、さらなる有収率の向上に努めていきます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率については、平成29年度数値で50.13%と、全国平均値(48.12%)及び、類似団体平均値(48.05%)と比べても上回っています。②管路経年比率については、平成29年度数値で10.53%と、全国平均値(15.89%)及び、類似団体平均値(13.39%)に比べて下回っており、法定耐用年数を超えた管路延長の割合が少ない傾向にあるが、前年に比べて大きく増加しています。また、③管路更新率が平成29年度数値で0.54%と、全国平均値(0.69%)を下回っていることから、今後は経年管の更新を中心とした投資計画を立て、水道施設の老朽化に歯止めをかけなければなりません。
全体総括
日出町においては、施設の効率性、収益性、財務の安全性については、概ね良好と判断していますが、給水人口の減少や、大口企業の撤退等で水道料金収入が減収する中で、厳しい財政運営が予想されることから、各指標の傾向を十分に分析し対策を講じる必要性があります。また、各施設の老朽化が要因と思われる、有収率の低下現象の対応のため、漏水調査や老朽管の更新等の計画的実施が必要です。さらに平成29年度に行った簡易水道事業との統合により、スケールメリットを生かした運営や徹底したコスト削減を行い、効率的な運営管理を目指します。
経営状況
収支構造
総額4.0億円
総額3.2億円