大分県別府市:公共下水道の経営状況(2022年度)
大分県別府市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度
経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率全国平均、類似団体平均値よりも低い水準となっており、100%を下回った慢性的な赤字体質であり、経営改善に向けた取り組みが必要である。②累積欠損金比率当該値は3年で60.56%であり、経営の健全性に問題があるといえる。まずは利益が出るように経営改善を図っていく必要がある。③流動比率100%以上であることが必要であるが全国平均、類似団体平均値よりも低い水準となっており、50%をも下回る状況である。収入の増収対策、支出の抑制等による黒字への移行、支払能力を高めるための経営改善を図っていく必要がある。④企業債残高対事業規模比率使用料に対する企業債残高の割合である。類似団体平均値と比較して、77.34P上回っている。建設改良事業の財源としての企業債の充当率見直しや使用料水準の適正化など検討が必要である。⑤経費回収率100%以上であることが望ましいが、経年で100%を下回っており、類似団体平均値と比較して6.31P下回っている状況でる。経費の節減と使用料水準の見直しが必要である。⑥汚水処理原価全国平均、類似団体平均値と比較して低い値となっているが、これは汚水処理のうち維持管理に関する経費が低く抑えられていることが要因となっている。⑦施設利用率全国平均、類似団体平均値と比較して低い値となっているが、観光流入人口の多い本市の特性を考慮した施設規模の維持が必要である。⑧水洗化率全国平均、類似団体平均値と比較して低い値となっている。使用料収入に直結することから、100%に近づくよう、公共下水道への接続に向けた奨励が必要である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率全国平均、類似団体平均値と比較して低い値となっており、償却対象資産の老朽化は低い状況となっている。②管渠老朽化率全国平均、類似団体平均値と比較して高い値となっており、管渠の老朽化が進んでいる状況である。改善に向けて事業費の平準化、効率的な維持管理、更新を計画的に図って行く必要がある。③管渠改善率管渠の更新ペースの遅れが生じているとも言える。事業、投資計画等の見直しなど、中長期の見通しを踏まえ長寿命化等に取り組む必要がある。
全体総括
経常収支比率は100%を下回り、累積欠損金比率は3年で60%を超える状況であり、また、経費回収率も恒常的に100%を下回る慢性的な赤字体質となっている。経費の節減はもとより、使用料の増収対策や使用料の見直しを進め安定的な事業運営の構築に努めなければならない状況である。有形固定資産減価償却率は低いものとなっているが、管渠老朽化率、管渠改善率は高いものとなっており更新が進んでいない状況である。公共下水道サービスを将来にわたり安定して提供し続けることができるよう経営改善の取り組みが急務となっている。経営戦略の投資計画及び収支計画について進捗管理や見直し等の事後検証を着実に行い、経営改善に向けてPDCAサイクルを回すことを継続的に実施していくことが重要である。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の別府市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。