熊本県南小国町:特定環境保全公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
熊本県南小国町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
南小国町
簡易水道事業
簡易水道事業
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度
経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は約90%と100%を下回っており、経常費用を経常収益で十分に賄えていない状況にある。これに伴い、累積欠損金比率は約70%と高水準であり、過年度からの赤字が解消されてらず、経営基盤は脆弱な状態にある。また、流動比率は約88%と100%を下回っており、短期的な支払能力の面でも改善が必要である。効率性については、経費回収率が約70%にとどまっており、使用料収入により汚水処理に要する経費を十分に回収できていない。汚水処理原価は300%と高水準であり、施設利用率が約25%と低いことから、整備済み施設が十分に活用されておらず、固定費負担が経営を圧迫している状況にある。水洗化率は約80%と一定の水準にあるものの、処理能力に対して処理量が少なく、非効率的な運営構造となっている。今後は、維持管理費の抑制に加え、接続促進による処理量の増加や使用料水準の検証等を行い、運営の健全化および効率化に向けた取組を進める必要がある。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は約5%と低水準であり、施設・設備は全体として比較的新しい状態にあるといえる。また、管渠老朽化率は0%であることから、法定耐用年数を経過した管渠はなく、管渠の老朽化は現時点では顕在化していない。一方、管渠改善率は0%となっており、更新・改築等は実施していない状況であるが、これは管渠が比較的新しく、更新需要が当面生じていないことによる。現時点では、施設および管渠の老朽化に伴う経営への影響は小さいものの、今後は供用開始からの経過年数の進展に伴い、将来的な更新需要の増加が見込まれることから、長期的な視点に立った更新計画および財源確保について検討していく必要がある。
全体総括
本事業は、有形固定資産減価償却率が低く、管渠の老朽化も現時点では顕在化していないことから、施設面での負担は比較的軽い状況にある。一方で、経常収支比率が100%を下回り、累積欠損金比率が高水準であるなど、収支構造は赤字体質にあり、経営の健全性には課題を抱えている。また、施設利用率が低く、汚水処理原価が高水準となっていることから、事業規模に対して効率的な運営ができているとは言い難い。今後は、施設の更新需要が本格化する前に、維持管理費の抑制や接続促進による処理量の増加、使用料水準の検証等を行い、経営の健全化および効率化に向けた取組を進めていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南小国町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。