事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 菊池市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 49,164人 | 現在処理区域内人口 | 13,514人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 12,084人 | 現在処理区域面積 | 485ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,870m³/日 | 下水管布設延長 | 105km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は経年比較で,臨時的な修繕や消費税納税・職員の増員による給与等が発生し維持管理費が増加してることにより平成29年度では落ちている。臨時的経費が多かったため、収支比率はその後若干回復すると思われる。また、経費回収率は類似団体との比較では高くなっているため、概ね経営が安定している。企業債残高対事業規模比率は類似団体との比較では低く推移しているが、今後、処理施設の改築更新事業を行う必要があることから増加が見込まれる。汚水処理原価については、類似団体との比較では低くなっているが、料金設定は類似団体と比べたとき概ね同じ程度となっているため、今後も経費削減に努め汚水処理原価を低く保つ必要がある。施設利用率については、100%を超えているが流量計の故障が原因である。実質的にはまだ余裕があるようなので、今後処理施設統合等を検討し適正な管理を行いたい。流量計については平成29年度末までに修繕を行ったため、今後は正確な数字を把握できる。
老朽化の状況について
管渠については、供用開始後30年程度経過しているものがあるものの、耐用年数を迎えているものはなく、しばらく管渠の改築等は発生しない予定である。処理施設については2ヶ所あるが、平成30年度にストックマネジメント計画が完了するため、今後改築更新を行う財源の確保が必要になる。今後の改築更新により、電気料・修繕等の施設の維持管理経費の削減が見込まれる。
全体総括
料金設定も総務省の「下水道財政の在り方に関する研究会」で示されている金額と比べあまり変わらない程度となっており、経費回収率等も高水準となっていることから、経営状況としては概ね健全となっている。汚水処理原価も低くなっているが、処理施設の改築更新を進めることから、起債償還額の増加が見込まれ、経営を圧迫しかねない。平成31年度に経営戦略を策定予定であるため、経営分析を十分行ったうえで、今後も経費削減を意識した経営を行わなくてはならない。
経営状況
収支構造
総額3.1億円
総額2.0億円