愛媛県西条市:農業集落排水施設の経営状況(2014年度)
愛媛県西条市が所管する下水道事業「農業集落排水施設」について、2014年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2014年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は100%が望ましいとされているが、本市のH26年度決算における同比率は65.37%と100%を下回っており、経費回収率に至っては、36.90%しかない。類似団体のH26年度平均値の50.82%と比較しても低い数値であることがわかる。原因は使用料単価が非常に低いことにより料金収入が少なく、資本費の回収には至ってないため、一般会計繰入金に依存している状態となっているからである。使用料単価のH25年度末の全国平均が148.01円/㎥、類似団体の平均が75.35円/㎥に対して、本市は53.87円/㎥である。本市の農業集落排水事業は供用開始と同時に完了しているため、新規借入を行っていない。これにより、企業債残高対事業規模比率は類似団体の平均値よりも大幅に低い数値となっている。よって、同比率は今後も減少する。汚水処理原価においては、本市のH26年度決算が150.01円であり、類似団体のH26年度平均値の300.52円の約半分である。企業債残高が減少していることから必然的に低い値となっている。施設利用率は類似団体の平均値を上回っているが、H25年度及びH26年度は処理能力を超えている。これは不明水の増加によるものだと考えられる。水洗化率は、本市のH26年度決算は99.22%で、類似団体の平均値の84.07%と全国平均の83.79%を上回っており、高い水準だといえる。今後更に未接続世帯への接続促進を行い、100%を目指したい。
老朽化の状況について
農業集落排水事業については、管渠の耐用年数が50年に対し、昭和60年の建設開始から30年しか経過していないため、修繕、長寿命化対策、更新は実施していない。なお、管渠内調査委託業務を毎年実施し、腐食及び破損の有無の確認を行っている。H27年度の調査では不明水の浸入箇所を発見しており、早急な対応が必要である。処理場の老朽化状況については、昭和61年の建設開始から29年経過しており、その間必要に応じて修繕を実施してきた。H29年度末には公共下水道に接続予定であるため、大規模改築の予定はない。
全体総括
農業集落排水事業の経営の今後の課題として、収入増に向けて徴収率の向上及び料金改定が重要である。徴収率の向上としては、現在本市で実施している滞納者への連絡、訪問を引き続き行っていく必要がある。管渠の老朽化の対策については、H28年度に布設替の修繕工事を行う。H29年度末には、農業集落排水を公共下水道に接続予定であり、事業を統合することによる経営の効率化を図る。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水施設の2014年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西条市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。