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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率が前年度から悪化し、⑤経費回収率とともに100%を下回っており、使用料で回収すべき経費が一般会計からの繰入金により賄われている。⑧水洗化率は上昇傾向にあるものの、依然として類似団体平均値を下回っており、接続率の向上による使用料収入の改善のため、継続的な推進啓発に努める必要がある。②累積欠損金比率は17.12%と類似団体平均値を下回っているものの、⑥汚水処理原価が類似団体平均値を上回っていることから、維持管理費の削減に取り組むことで、累積欠損金の解消を目指す。④企業債残高対事業規模比率はわずかに改善している。施設の老朽化対応等、引き続き計画的な投資に取り組む。③流動比率が現金の減少等により前年度から悪化しているため、引き続き使用料収入の改善等による支払能力の向上に取り組む。また、流動負債の多くは建設改良費等に充てられた企業債である。わずかに改善した④企業債残高対事業規模比率とともに注視し、施設の老朽化対策等、今後の計画的な投資に努める。⑦施設利用率は類似団体平均値よりも低い水準にあるが、凪瀬町の工業地帯の接続や令和6年度からの共同化の実施による上昇が見込まれており、引き続き適正規模での施設運用を図る。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率が類似団体平均値を大きく下回っている。これは、令和2年度に公営企業会計へ移行してからの減価償却累計額を基に算出しているためであり、今後の上昇が見込まれる。供用開始から40年余りが経過し、②管渠老朽化率の上昇が見込まれる。令和4年度に策定したストックマネジメント計画に基づき、計画的な施設の更新・改築を実施する。 |
全体総括経常収支比率や経費回収率が示すとおり、厳しい経営状況にあるが、費用削減に引き続き努め、ストックマネジメント計画に基づいた効率的な施設管理に取り組む。また令和6年度には令和2年度に策定した経営戦略の見直しを予定しており、人口減少や施設の老朽化等、現状を踏まえた経営の在り方を検討し、経営改善を図る。 |
出典:
経営比較分析表
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