事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 大竹市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 27,852人 |
| 現在給水人口 | 27,228人 | 給水区域面積 | 1,654ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本市の水道水は,全体水量の約8割を自己水源系統の広島県と山口県の県境を流れる一級河川小瀬川の伏流水を取水しています。取水した水は,緩速ろ過により浄化し送配水しており,小瀬川の良質な水源に恵まれ比較的安定した給水が可能なため,今まで安全で安い給水原価での給水が可能な状況にありました。経営的には,累積欠損,流動比率及び企業債残高対給水収益比率の数値に問題ないことから,適正であるように伺えます。しかしながら,給水人口の減少や節水機器の普及のほか,利用者の節水意識の定着により,使用水量が減少しており,今後料金収入の減少が見込まれることから,計画的な料金体系の見直しをしていく必要があります。また,有収率が全国的に見ても低いのは,老朽化による漏水の影響と考えられ,企業債比率は低いことからも,計画的に施設更新が進んでいないためであり,今後,施設更新に係る適正な投資計画及び財政計画の検討が必要です。
老朽化の状況について
減価償却費率及び管路の経年化率からも見られるように,管路の老朽化対策が,重要な課題です。計画的な管路の更新が必要ですが,小規模事業体であるがゆえに,少ない人員での対応のため,進捗を図ることが難しく,平成24年以降,管路更新率が逆に減少しました。平成27年度は若干持ち直しましたが,今後も計画的な更新ができるよう,対応できる組織体制の整備や財源の確保が必要です。
全体総括
本市としては,上記の課題解決に向けて,適正な投資計画及び財政計画を再検討していきます。さらに,それを実施するための組織の見直し,適正な人員配置などを検討するとともに,計画的に管路更新できるよう,料金改定についても計画的な見直しに努めていきます。
経営状況
収支構造
総額5.3億円
総額5.0億円