島根県隠岐広域連合(事業会計分):隠岐病院の経営状況(2016年度)
島根県隠岐広域連合(事業会計分)が所管する病院事業「隠岐病院」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
当院は、隠岐医療圏のうち、島後地域(隠岐の島町人口約15,000人)唯一の入院機能を有する公立病院であり、中核病院としての機能を担っている。病院の規模は、115床の入院機能と外来16診療科を標榜しており、救急・災害・人工透析・小児・周産期・精神といった特殊部門に加えて専門部門、不採算部門も同時に担っている状況である。また、2025年問題を前に適切に対応するため、地域医療構想における必要病床数を基本とした新公立病院改革プランをもとに、平成29年度には地域包括ケア病床を導入するなど、患者の状態に合わせた対応が今後も必要となってくる。
経営の健全性・効率性について
◆経営の健全性について平成28年度の経常損益は97.9%と100%を切っている状況であり、また、医業損益も79.6%と全国平均を約10ポイント下回っている。また、平成27年度を除いては、毎年赤字の状態が続いていることから累積欠損金比率も各平均値と比べ高い状況にある。◆経営の効率性について施設の効率性として、入院における病床利用率は全国平均及び類似病院平均よりも高くなっているものの、入院単価は全国平均よりも低くなっている。また、医業収益に占める職員給与費の割合は、全国平均及び類似病院平均よりも高くなっており、一方で材料費の医業収益に占める割合は、全国平均よりは低くなっているが、類似病院平均よりもは高くなっている。
老朽化の状況について
当院は平成24年に新築し、機械備品についても病院新築に伴い一部更新を行ったため、有形固定資産及び機械備品償却率は全国平均及び類似病院の平均値に比べ低い状況である。
全体総括
平成28年度は、患者数の減による収益減となったことに加えて医療従事者の勤務環境改善対策等の取組による人員増等による給与費の増額が赤字となった主な要因である。健全な病院運営を維持していくために、今後も収益増(ベッドコントロールの徹底)の取組と経費削減(人件費及び一般管理経費)の取組を徹底して進めていかなければならない。また、病院内の財産管理についても、引き続き中長期的な更新計画等を作成し、適切に管理していく事が必要である。離島という特殊性から、島民生活の安全・安心を守るため、不採算医療部分も担っていく必要がある中で、メリハリのある事業を展開することで健全な病院運営を図っていきたい。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
隠岐病院の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の隠岐広域連合(事業会計分)リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。