事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 和歌山市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 工業用水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | 大規模 | 契約水量 | 336,286m³/日 |
| 一日平均配水量 | 272,909m³/日 | 一日配水能力 | 415,000m³/日 |
| 導水管延長 | 515m | 送水管延長 | 0m |
| 配水管延長 | 45,443m |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(%)は、料金収入がほぼ一定の金額で推移しており、経費の抑制により、毎年、黒字を確保できている。令和元年度の減少は、浄水場の運転経費及び退職給付費の増加によるもので、令和2年度の増加は職員給与費、事務費及び支払利息の減少等によるものである。②累積欠損金比率(%)は、各年度0.00%で推移している。③流動比率(%)は、100%以上あり、平均値より104.97ポイント高くなっている。平成29年度に大きく減少しているのは、他会計への長期貸付を行ったことによるものであるが、平成30年度以降は貸付金の一部が返還されて、数値は上昇している。④企業債残高対給水収益比率(%)は、平均値と比べ高い推移を示している。これは、これまで行った施設整備の財源に、企業債を多く用いたためであるが、企業債発行の抑制を図り、企業債残高は減少傾向にある。⑤料金回収率(%)の推移についても、①の要因によるものである。⑥給水原価(円)は、平均値に比べて5.10円/㎥低く、⑦施設利用率(%)は、平均値に比べて9.76ポイント高くなっており、効率性が高いことを表している。⑧契約率(%)は、平均値より0.95ポイント高く、類似団体より適切な規模の投資ができていることを表している。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(%)は、平均値より2.34ポイント高くなっており、老朽化した施設を計画的に更新する必要がある。②管路経年化率(%)及び③管路更新率(%)は、浄水場の整備を優先的に行っており、平成30年度から管路の更新は行っているものの、耐用年数にあわせて行えていない状況にあり、経年化管路の更新について検討していく必要がある。
全体総括
経営の健全性・効率性に関しては、本市の事業経営の状況は、類似団体と比較して概ね良好と言える。しかし、施設の老朽化は全国的な課題であり、本市においても対策が必要である。すべての施設を更新するには膨大な費用と期間が必要となるため、今後の施設整備は、将来の水需要に沿った適正規模の投資を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額21.6億円
総額16.1億円