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奈良県河合町:公共下水道の経営状況(2014年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2014年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

水洗化率

経営の健全性・効率性について

昭和55年度に下水道事業に着手し、整備が完了した地域から随時使用を開始しています。平成27年3月末現在では、本町人口の99.1%(18,348人)の方が下水道を使用でき、その内92.4%(16,946人)の方に利用して頂いています。経営健全化対策として、平成17年度に下水道使用料単価の改定を実施致しました。営業外費用の減少により収益的収支比率は上昇傾向にありますが、本町における汚水処理原価と現行使用料に開きがある為、財源不足分を公費(税金)で補填している状況であります。

管渠改善率

老朽化の状況について

昭和59年より河合町流域関連公共下水道事業として一部供用を開始しました。その中で、特に西大和地区においては、敷設経過年数が40年以上経過し、老朽化が進行している状況にあります。従来より、巡視・点検を定期的に実施し、管渠等の詰まりや破損等の不具合が発生しているが、常時、流下機能を確保すべく、平成24年度より管路更新工事を順次実施しています。

全体総括

今後は、下水道長寿命化計画に基づき老朽化が進む下水道施設の維持管理や、大規模な地震に備えるべく減災耐震補強整備を実施致します。計画に基づく整備費の増加が見込まれますので、社会情勢の動向や国の制度改革などを見極め、下水道事業財源の確保・広報等PRによる水洗化率の向上・使用料の適正化を検討しつつ、これまで行っている事務の合理化・効率化による歳出の削減に努めます。

出典: 経営比較分析表,

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