事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 五條市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 29,860人 |
| 現在給水人口 | 28,872人 | 給水区域面積 | 8,860ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
平成31年4月1日に料金の改定を行ったことにより、増収効果が得られた。平成29年4月から事業経営が不利な山間地を給水区域に持つ簡易水道事業等を上水道事業に統合したため、給水原価が割高になってしまい料金回収率が平成29年度から100を割り込み収益性低下の状況が続いていたが、本年度は料金改定により改善した。水道管路の老朽化による漏水事故の発生によりここ数年有収率が悪化してきているため、改善事業の取り組みが急務である。施設利用率については、類似団体の平均値と比べて低い数値となっており、施設の統廃合やダウンサイジング等も検討して施設の遊休状態を解消するよう努めたい。
老朽化の状況について
令和元年度より、五條市老朽管路更新整備実施計画に基づき旧上水道事業の給水エリアにおいて国庫補助を活用した石綿セメント管等の老朽管路の更新を実施しており、管路更新率が昨年度よりも改善した。しかしながら、類似団体の平均値と比較すると依然高い経年化率であるため令和2年度以降も管路更新事業を進めていくこととし、併せて耐震管の導入により災害に強い水道管路整備に努めたい。
全体総括
平成30・31年度に実施した料金改定の実施により収益は改善したが、水道利用者の節水意識の高まりと人口減少により、今後も収益の緩やかな減少が続くと予測される。今後は事業を安定的に継続して運営できるよう、経営の効率化・経費削減のための取り組みとして既存の脆弱な老朽管路の更新を最優先事業として実施し、現状の送配水管からの漏水を解消し、修繕費等の変動費を抑制するよう努めたい。旧簡易水道事業においては、現在簡易水道浄水場施設等のハード統合を進めており、施設数を減らして事業運営の効率化・経費の抑制に取り組んでいることから、今後効果が表れてくることが期待される。
経営状況
収支構造
総額10.7億円
総額10.4億円