奈良県五條市:末端給水事業の経営状況(2017年度)
奈良県五條市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
H29.4.1で市直営の簡易水道事業を上水道事業に統合した。経営環境上不利な山間地を地盤とするため、運営経費に比した収入が十分には得られない。料金回収率が前年に100を割り込んでいることから、統合前の旧上水道事業自体の収益性が芳しくなかったので、簡易水道事業を受け止めきれなかったのが①~⑥まで広く見て取れる。ただし、施設の利用率や有収率は簡易水道事業の方が優っていることから、改善が見られる。有収率については旧上水道事業で漏水事故の多発と発見遅れ(30年度で対応)が響いており、効果を相殺してしまった。料金について、H30.4.1ご使用分から10%改定、H31.4.1ご使用分からさらに9%改定することになっており、料金回収率は90%近くまでの回復を目指している。
老朽化の状況について
簡水事業は整備途上にあるため老朽管が比較的少なく、管路経年化率と管路更新率で顕著に指標が改善している。ただし、旧上水道事業エリアについて目立った進捗がなかったので、劇的な改善はない。国庫補助を活用した資金獲得と、31年度以降に石綿セメント管等の老朽管路の優先的更新を計画しており、効果が期待される。
全体総括
総合的には営業赤字・営業外黒字・経常収支赤字・当期純損失という過去にない不調に陥っている。30年度で料金収入の10%改定を実施していることから、大幅な改善を果たすものと期待されるが、当年度純利益計上となるのはさらに9%改定する31年度までは不可能である。石綿セメント管に代表される脆弱な老朽管路を優先的に更新して、送配水管からの漏水を減らし、修繕費等変動費を根本的に減らすのが急務である。完成まで遠い簡易水道エリアの整備を確実に進めつつ、経費の縮減に努めることが当面取るべき施策であると考えられる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の五條市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。