事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 五條市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 30,518人 |
| 現在給水人口 | 29,265人 | 給水区域面積 | 12,435ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
平成30年4月1日に料金の改定を行ったが、平成29年4月1日に事業経営が不利な山間地を給水区域に持つ簡易水道事業等を上水道事業に統合したため、運営経費に見合う収益の確保が十分でない状況にある。山間部への給水は市街地に給水を行うものと比べ給水原価が割高になってしまうことから、料金回収率が平成29年度から100を割り込む収益性低下の状況が続いている。施設利用率や有収率では旧簡易水道事業が貢献しているものの、旧上水事業で管路の老朽化による漏水事故の発生により有収率が若干悪化してしまった。料金については、平成30年4月使用分から約10%増の改定を実施し、更に平成31年4月使用分から約9%増の改定を行っており、料金回収率が90%を今後も維持できるよう努めたい。
老朽化の状況について
旧簡易水道事業は老朽管が比較的少なく、平成29年度は管路経年化率と管路更新率で顕著に指標が改善したが、旧上水事業の給水エリアでの老朽管布設替えの進捗が今年度無かったため、全体では悪化した。平成31年度以降に国庫補助を活用した石綿セメント管等の老朽管路の優先的更新を計画しており、効果が期待される。
全体総括
平成30・31年度の2年連続の料金改定の実施により目先の収益改善は見込めるが、水道利用者の節水意識が高まっており、人口の減少と併せて今後も収益の緩やかな減少は続くと予測される。目先の経営の効率化・経費削減のための取り組みとして、既設の脆弱な老朽管路の更新を最優先課題と捉え、現状の送配水管からの漏水を減らし、修繕費等の変動費を抑制することが急務である。旧簡易水道事業においては、現在簡易水道浄水場施設等のハード統合を進めており、施設数を減らして事業運営の効率化・経費の縮減に取り組んでいることから、今後効果が表れてくることが期待される。
経営状況
収支構造
総額10.2億円
総額10.8億円