事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 枚方市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A1 | 行政区域内人口 | 391,573人 |
| 現在給水人口 | 391,553人 | 給水区域面積 | 6,512ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営状況については、これまでから、給水人口の減少や節水機器の普及などにより、有収水量は引き続き減少傾向となっております。しかし、施設の更新等に係る減価償却費などの経費が増加し、補助金等の収入が減少したことから、「経常収支比率」は、前年度に比べ5.66ポイント減少しています。「流動比率」は、過去5年間で200%以上を維持しております。平成25年度より10億円を超える純利益を計上しており、短期的な債務に対する支払能力は確保できています。また、「企業債残高対給水収益比率」は、類似団体平均値より高くなっています。現在、中宮浄水場や大口径の送水管の本格的な更新に取り組んでいるため、企業債残高が増える傾向にあります。料金回収率は100%を上回っており自己の浄水場にて配水量の8割以上を賄っていることなどにより、事業に必要な費用は給水収益で賄えているといえます。以上のことから、本決算においては、経営の健全性や効率性を維持できているものと考えます。
老朽化の状況について
中宮浄水場をはじめ、浄水施設・配水施設については、半数以上が開設後30年以上経過していますが、施設能力の低下を招くことのないよう、適切な維持管理を行っています。特に、昭和40年竣工から50年以上経過した第一浄水施設は、安定した水の供給を継続するために、更新事業に着手しています。また、「有形固定資産減価償却率」は、施設の老朽化が更新投資を上回っているため、上昇傾向にあります.一方、「管路の更新」については、これまで浄水施設等設備投資の比重が大きかったことや、耐震化のため主要な配水本管等を優先していることで、投資額に比べ延長が伸びず、「管路経年化率」は、類似団体平均値に比べて高くなっています。
全体総括
枚方市では、給水人口が年々減少しています。また、節水型機器の普及や大口利用者の地下水転換が進み、有収水量、給水収益ともに減少傾向となっています。令和6年度では、概ね健全経営を維持していますが、エネルギー資源の価格や人件費、物価などの高騰による経費の増加については見通しが立てにくい状況です。また、老朽化した施設や管路の更新に取り組みながら、これに対応するための経営基盤の強化に向けた取組も合わせて進めていく必要があります。そのため、令和5年度に中間見直しを行った「水道施設整備基本計画」と「経営戦略」に基づき、着実に更新事業を進めながら、料金改定の必要性を定期的に判断するなど、経営健全化にも取り組んでいきます。
経営状況
収支構造
総額63.3億円
総額51.2億円