大阪府岸和田市:農業集落排水の経営状況(2017年度)
大阪府岸和田市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
農業集落排水事業は、山間部の集落2地区の汚水処理を行う事業であり、汚水処理に係る費用が高額になる一方、十分な料金収入を得ることが困難な経営環境となっている。経常収支比率は102.95%で収支均衡となっているが、これは、維持管理費用に対して料金収入が不足する部分を一般会計からの繰入金により補てんしているためである。平成29年度に処理施設が台風により被災し、災害対応の費用を特別損失に計上したため、累積欠損金が増加し、累積欠損金比率が悪化した。経常収支は均衡しているが、投資の財源として借り入れた企業債(借金)の償還も含めた資金収支では不足を生じており、資金が年々減少している。平成29年度は災害の影響もあり、短期的な支払い能力を示す流動比率が100%を下回った。供用開始後は新たな投資は行っていないことから、企業債の残高は年々減少し、その結果企業債残高対事業規模比率が減少しているが、類似団体平均値と比較するとまだかなり高い水準となっている。汚水処理原価は、1㎥の汚水を処理するために必要な費用であり、平成29年度は災害による修繕費を計上したため大幅に増加している。経費回収率は、過去から100%を下回り、汚水処理費用を料金収入で賄うことができていないが、平成29年度は災害の影響でさらに悪化した。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、下水道施設の減価償却がどの程度進んでいるかを表す指標であるが、平成13年の供用開始後施設の更新をほとんど行っていないため、徐々に増加する傾向にある。平成26年度に大幅に上昇しているのは、地方公営企業の会計制度改正の影響によるものである。また、耐用年数の50年を経過した管渠がまだないため、管渠老朽化率及び管渠改善率は0%となっている。
全体総括
平成24年度の料金改定により収入は増加したものの、収入不足の構造は改善しておらず、一般会計から繰入により補てんする状況が続く。汚水処理にかかる費用が高くなる一方、対象となる人口が少なく、十分な料金収入を見込むことができない状況は今後も変わらないと考えられる。農村部の生活環境改善に資する事業として取り組んでいく必要があるため、今後も一般会計からの繰入を前提とする状況が続くものと見込まれる。また、処理場の設備やマンホールポンプの老朽化が進みつつあることから、今後更新費用が必要となることが予想される。しかし、過去の企業債の償還は順次終わっていくことから、長期的には徐々に資金状況が改善する見込みとなっている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の岸和田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。