愛知県美浜町:農業集落排水の経営状況(2015年度)
愛知県美浜町が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2015年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2015年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は100%前後ではあるが、これは他会計繰入金に依存しているためである。また⑤経費回収率では類似団体平均値が約50%であるのに対し約20%となっていることから、料金収入が少ないことが伺える。⑥汚水処理原価は類似団体平均値が約300円に対し本地区の直近5年の平均が約500円である。比較すると高い処理費となっているが、これは計画処理水量の50%以下の処理水量となっているためであり、最適な処理方法となっていないことが疑われる。⑦施設利用率は類似団体平均値50%強の約2分の1の25%程度となっている。本地区の特徴として夏季における海水浴客を見込んだ計画としているが、年最大処理水量としても50%強の利用率しかない。近年の海水浴離れの影響を受けていると思われ、適切な処理施設の規模となっていないことが伺える。⑧水洗化率は90%以上であり、類似団体平均値を上回っており高い数値となっている。
老朽化の状況について
③管渠改善率は0%となっているが、これは標準耐用年数を経過した管渠がなく更新する必要がないためである。しかしながら約30年後には耐用年数を迎えることになる。
全体総括
下水道の経営は料金収入が少ないため他会計繰入金に依存している状況である。この先、定住人口や海水浴客等の流入人口も減少傾向にあるため、料金収入の増加は見込めないことから、他会計繰入金に依存しない健全な経営になるような取組が必要である。将来において継続して処理施設の修繕工事を実施していく費用が必要となるが、処理施設が適切な規模とはなっていないため、ダウンサイジング化を検討する必要がある。また管渠については現在、老朽化していないので更新費用は必要ないが、本地区は平成8年度に供用開始されており、約30年後には標準耐用年数を迎えることになるため、多額の更新投資が想定される。このため、早急な経営改善が必要であり、中長期財政計画を策定するとともに将来の最適な処理方法を検討する必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2015年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の美浜町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。