事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 碧南市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 72,382人 |
| 現在給水人口 | 72,329人 | 給水区域面積 | 3,668ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、給水収益の減少、物価上昇による動力費等の増加及び設備の大規模更新工事に伴う減価償却費の増加により前年度より下降したが、健全経営の水準とされる100%を上回った。しかしながら、類似団体平均値を下回っているため、経費削減等の経営改善を行う必要がある。②累積欠損金は発生しておらず、③流動比率についても、類似団体平均値を上回っており経営の健全性は保たれていると考えられる。④企業債残高対給水収益比率については、新たな借入を行っておらず、企業債に依存しない経営が行えている。⑤料金回収率は、100%を下回っているが、物価高騰対策により水道料金基本料金の減免を実施したことにより給水収益が減少した影響である。⑥給水原価は、類似団体平均値を下回っているが、有収水量の減少及び物価上昇等による経常費用の増加に伴い、年々上昇している。⑦施設利用率は、類似団体平均値を下回っているため、今後の水需要の動向を慎重に見極めた上での施設規模の見直しを含めた効率的な運営計画を検討する必要がある。⑧有収率は、高水準を保っており、効率的な経営ができている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率はともに、類似団体平均値を大きく下回っており、施設の長寿命化や設備更新、配水管の老朽化対策を計画的に行っているためである。しかしながら、上昇傾向にあるため、優先度や必要性の高さを見極め、中長期的な視点での更新に取り組む必要がある。③管路更新率は、類似団体平均値を上回っているが、今後も計画的な更新を推進していく必要がある。
全体総括
現時点では経営の健全性・効率性は概ね確保されているが、人口減少に伴う給水収益の減少、施設の老朽化対策や物価高騰等による費用の増大など、厳しい経営が続くと想定される。今後は、碧南市水道ビジョンに掲げた「安全・安心を未来へつなぐ」水道を構築すべく、経費の削減や効率的な施設運用といった経営基盤の強化を進め、持続的な経営を確保する必要がある。令和2年度に策定した経営戦略は、令和6年度に見直しを実施している。
経営状況
収支構造
総額14.1億円
総額13.6億円