愛知県瀬戸市:末端給水事業の経営状況(2022年度)
愛知県瀬戸市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、給水収益が減少(前年比約1,928万円減)した一方で、修繕費の増加(前年比約2,134万円増)や電気代高騰による動力費の増加(前年比約1,314万円増)が主因となって、前年度比4.94ポイント減少しました。100%以上ではあるものの、右肩下がりが続かないよう努める必要があります。③流動比率は、年度間際に完了した工事が多く未払金が増加したため減少しましたが、流動資産の内94.4%が現預金であり、有事の際に備えた現預金が保有できています。④企業債残高対給水収益比率は、新規の借入れをしていないことから、毎期減少しており、類似団体平均と比較して良好な値を継続しています。⑤料金回収率は、水道基本料金等の減免を実施した影響で大幅に減少していますが、減免分は全額一般会計より補助を受けるため、実質の料金回収率は110.19%となります。⑥給水原価は、費用増加に伴い5.27ポイント増加したものの、類似団体平均よりも良好な値であり、給水に係る費用を抑えられています。⑦施設利用率は、類似団体平均よりも良好な値で推移しており、限られた施設を効率的に活用できていると言えます。⑧有収率は、維持管理のための放水量が増えたことにより、有収率が前年度比1.73ポイント減少しました。漏水については、令和5年度よりAI衛星画像漏水解析調査を実施しする等、漏水の原因等を調査し有収率の向上に努めています。
老朽化の状況について
管路総延長約760kmのうち高級鋳鉄管及び塩ビ管等老朽管は平成13年度末時点で約130㎞ありましたが、現在は約33㎞になっています。令和4年度において、③管路更新率は、前年度より繰り越された工事の影響で、前年度比0.17ポイント上昇しています。近年は、毎年40年を経過するダクタイル鋳鉄管(A形)が更新延長を上回る傾向にあるため、②管路経年化率は毎年上昇しています。しかし、ダクタイル鋳鉄管の更新基準年数は一般的に40年以上に設定されていることから、実際の老朽化率はこれほど上昇していないものと判断します。①有形固定資産減価償却率は②管路経年化率の増加に伴って、年々増加傾向にあります。
全体総括
「1.経営の健全性・効率性」の各指標より、⑧有収率に改善の余地があるものの概ね健全な経営ができています。ただし、人口減少や節水機器の普及による給水収益の減少、施設の老朽化に伴う更新費用の増加、物価上昇に伴う費用の増加により、今後もさらに経営状況が厳しくなると見込まれます。そのため、水道料金の見直しや、愛知県が連携を推進する近隣事業体との広域化(事業統合)も含め、徹底した経営の効率化が求められます。「2.老朽化の状況」は、類似団体平均と同様に推移しており、年々老朽化が進んでいます。③管路更新率の向上は、老朽化に歯止めをかけるだけでなく、上記の⑧有収率の向上にも繋がるため、水道事業経営戦略(平成30年度策定、令和5年度見直し予定)でも経営目標に掲げており、今後も重点的に取り組んでいくものです。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の瀬戸市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。