静岡県下田市:末端給水事業の経営状況(2018年度)
静岡県下田市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
主な収入源である給水収益は給水人口の減少や節水機器の普及等により減少傾向にある。平成30年度は、支払利息は減少傾向であるものの、職員給与費、動力費等が前年度を上回ったことから、総費用は前年度を上回った。そのため、経常収支比率は、類似団体との比較では平均を上回っているものの、前年度を下回る結果となった。料金回収率は常時100%を超え、累積欠損金もない状況であるが、流動比率は類似団体及び全国平均を下回っており、支払能力を高めるための経営改善を図っていく必要がある。また、企業債残高対給水収益比率は類似団体及び全国平均を上回り企業債に対する依存度は高い状況にある。観光地である当市は、繁忙期の入込客数の水需要に対応しなければならず、給水人口に対して施設規模が大きいため、施設利用率が類似団体及び全国平均を大きく下回っている。有収率については、施設の老朽化による漏水等の原因により、平成28年度まで類似団体及び全国平均を大きく下回っていたが、漏水個所の特定等により、平成30年度は82.31%と改善がみられ、類似団体と同水準となった。以上より、経営の健全性については、毎期黒字経営が続き、収支状況は概ね良好であると思われるが、他団体に比べて企業債への依存度が高く、資金繰りが厳しい状況にあり、経営の効率性の面では、施設規模等から、夏期繁忙期を除いては非効率な経営状態を余儀なくされている。
老朽化の状況について
資産の老朽化の状況については、有形固定資産減価償却率が類似団体及び全国平均よりも高くなっていることから、施設の老朽化が進んでいる状況にある。また、管路経年化率も類似団体及び全国平均よりも高く、管路の更新が遅れている状況にある。管路更新率は、類似団体を上回り全国平均と同水準である。しかしながら、管路の法定耐用年数に応じた更新には至っておらず、前述の管路経年化率の状況からも、更新投資の増加が望まれる。
全体総括
今後の経営環境は、老朽化する施設の更新需要が年々増加していく反面、人口減少等により収益性は低下し、ますます厳しい状況になっていく事が予想される。当市は、現時点での収支状況は概ね良好ではあるが、経営の効率性や資産の老朽化については、他団体よりも厳しい状況にあり、今後も安定した水の供給を行っていくためには、更新需要と収支のバランスを取りながらの経営が求められる。そのため、平成30年度に策定した下田市水道事業経営戦略に従い、施設の維持管理と事業の健全経営に向けた取り組みを着実に進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の下田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。