事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 焼津市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 135,725人 |
| 現在給水人口 | 134,911人 | 給水区域面積 | 6,689ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」は類似団体平均値より良好な数値で推移している。100%を超えており収支は健全な状況にある。動力費等の費用が減少したことにより昨年度と比較して増加したが、全体的に悪化傾向は続いている。「②累積欠損金比率」は欠損金が生じていないため継続して0%であり、健全経営が続いている。「③流動比率」は望ましいとされる200%を超えており、短期債務に対する支払い能力は備えているが、工事費等の未払金の増加により流動負債が増加し、料金収入の減少に伴う現金預金の減少により流動資産が減少しており数値は悪化傾向にある。「④企業債残高対給水収益比率」は施設更新に必要な企業債の借入の増加により、比率は悪化傾向にあり、類似団体平均値よりも高い水準で推移している。「⑤料金回収率」は類似団体平均値よりも良好な数値で推移している。また、100%を超えているため、給水に係る費用は水道料金収入で賄われている。「⑥給水原価」は類似団体平均値を大きく下回っており、効率性が確保できている。引き続き業務の効率化を推進する。「⑦施設利用率」は類似団体平均値と比べて低い(悪い)数値である。安定供給やリスク管理を考慮すると予備能力の確保は必要だが、水需要の減少傾向を踏まえて、適切な施設規模を検討していく。「⑧有収率」は類似団体平均値を上回っており、90%を超えて良好な数値である。引き続き漏水調査及び修繕と計画的な老朽管の更新を進めていく。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」は、悪化傾向にあり、類団平均と同程度の数値で推移している。資産の老朽化が進んでいると捉えられるが、資産の更新は計画的に実施できているため、将来の更新需要の見通しを踏まえて策定した「焼津市水道ビジョン・経営戦略2020」に沿って計画的に更新していく。「②管路経年比率」は、類似団体平均値を下回っており、効率的な管路更新を実施しているが、数値は悪化傾向にあり、引き続き計画的な更新が求められる。「③管路更新率」は、類似団体平均値よりも良好な数値で推移しているが、基幹管路、導水施設、電気装置等の工事を優先したため、昨年度と比較して管路更新率が減少した。管路経年化率と同様に、計画的な管路更新が求められる。
全体総括
「1.経営の健全性・効率性」の指標は、一部類似団体よりも悪い数値もあるが、経常収支比率や料金回収率などを比較して概ね良好な経営状況と評価できる。ただし、給水収益の減少や費用の増加に伴い、全体的に悪化傾向にある。「2.老朽化の状況」の指標は、資産の老朽化が進んでいるととらえられる指標もあるが、基幹管路を中心に計画的な更新事業を実施している。今後の施設更新においても、適正規模での投資の合理化を図り、計画的な更新を進めていく必要がある。今後の経営については、令和6年度に水道ビジョン・経営戦略の後期見直しを行い、主に投資財政計画の見直しを行っていく予定。投資の合理化と財源の確保を行い、安定的かつ継続的に事業を運営していく。
経営状況
収支構造
総額23.4億円
総額18.7億円