事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 沼津市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 232,385人 |
| 現在給水人口 | 230,902人 | 給水区域面積 | 6,645ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
沼津市の簡易水道事業は、井田地区を給水区域としており、平成27年度現在、給水人口70人と事業規模は小さい。総収入と総費用の比較で表される①収益的収支比率は100%を超える年(黒字)もあれば、超えない年(赤字)もあるなど、安定していない。これは井田地区の地域性によるもので、定住人口が少なく観光が主な産業である同地区においては、観光客数に水道使用量も左右されるためであると考えられる。1㎥当たりどの程度経費がかかっているかを表す⑥給水原価は、全国及び類似団体平均より低く、効率の良い維持管理ができていると考えられるが、⑦施設利用率は、低い状況であるため、今後施設利用状況や施設規模等について、検討の余地があると言える。また、給水に係る経費がどの程度水道料金で賄えているかを表す⑤料金回収率は47%に留まっており、水道料金のみでは経営が成り立っていないことが示されている。
老朽化の状況について
特別会計のため、管路経年化率は示されていないが、昭和53年に整備している管路が多く、計画的な管路更新が必要となってくる。
全体総括
井田地区の水道使用量は、観光客数で左右されており、さらに定住人口は減少し続けているため、水道料金収入のみで維持管理に係る経費を賄うだけの増収は困難であると考える。また、⑥給水原価が示すように効率の良い維持管理を行えているため、大幅な経費削減も期待できない。以上を踏まえ、今後も住民へのサービスの安定的な提供を継続していくため、関係機関と協議し水道事業への統合を進めていく。
経営状況
収支構造
総額29.8億円
総額25.7億円