事業・施設概要
| 都道府県 | 岐阜県 | 経営主体 | 笠松町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 22,504人 |
| 現在給水人口 | 22,277人 | 給水区域面積 | 730ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当町の水につきましては、地下水を使用していることから、多くの処理をしなくても良質な水道水を提供することができており、全国的にみてもかなり低い料金となっております。財政面において、料金が安いことにより給水収益が少ない中においても、経常費用を抑えることにより、類似団体に比べ経常収支比率が高い状況で、単年度ごとにおいての黒字経営を維持してきております。また、平成25,26年度に第4水源地の電気機器類の改修を行った際に企業債を借り入れましたが、類似団体と比較しても企業債の残高は低い状況であります。これは、故障等に対して早急に対応することで、大きな修繕工事ではなく修理等により機器の延命を図ってこれたことによるものであると思われます。更に、定期的に漏水調査の実施を行っておりますので、大規模な漏水になる前に修繕が可能となっております。しかしながら「施設利用率」をみますと、実配水量に対しての施設規模が、類似団体と比較して、余剰気味であることから、今後水源地施設の更新をする際には、必要水量等を充分に精査し、適切な規模にすることが必須であると考えております。
老朽化の状況について
類似団体の平均値と比較して、管の老朽化が進んでいる状況であります。これは当町の場合、効率的な財政運営及び工事施工箇所周辺住民への負担軽減という観点から、下水道工事の際に同調して水道管の更新を進めていることにより、積極的な老朽管更新が進められていないことが原因であると考えられますが、それ以外の箇所についても、毎年耐用年数の確認や、管への負担を考えた管路の変更、漏水等による修繕に合わせて更新していくことを行っております。
全体総括
現段階においては、安全な水を安い料金で供給できておりますが、昨今の節水機能を備えた設備の充実等により配水量が減少すると同時に給水収益が減少しつつあります。今後、効率的かつ安全な水の供給に実施のためには、水道管や水源施設の老朽化による更新を、状況を見極めながら計画的に実施しなければなりません。その費用について、将来への負担の先送りにならぬよう、新水道ビジョンによる財政計画等によりの策定などが必要と考えています。適正な料金設定の検討をしなければならないと考えております。
経営状況
収支構造
総額2.6億円
総額2.3億円