長野県小布施町:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
長野県小布施町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
令和5年度に新たな配水池が完成し、令和6年度から減価償却が開始したことも影響したことから、経常収支比率・料金回収率はともに110%台となった。また、令和5年度は消費税還付金により流動資産が大幅に増加したが、令和6年度ではそれがない分、流動比率が下がっている。なお、累積欠損金比率は0%であり、短期の支払能力が高いことが読み取れ、経営の健全性が保たれていると判断される。令和5年度に新たに借り入れた企業債は、元金据置期間が3年であり、令和6年度は償還が発生していないため、残高に変動はない。ゆえに企業債残高対給水収益比率は前回とほぼ同程度となっている。ただ、依然として類似団体の平均値よりは低い状況にある。費用の増加により、給水原価も上昇したが、依然類似団体の平均値を大きく下回っている。令和4年度に事業認可を変更し、配水・施設能力を見直して以降、施設利用率が最大となった。施設の老朽化が進んでおり、修繕・更新計画の整備が課題となっている。令和6年度は有収率がさらに減少し、7割弱となった。小さな漏水の点在、また、メーターを通らない水(一次側の漏水)が要因となっているケースが多くあると考えており、引き続き調査をしていく。
老朽化の状況について
新たな配水池の完成によって令和5年度に分母となる資産が増え、有形固定資産減価償却率が大幅に下がったが、令和6年度は大きな変化がなく、ほぼ横ばいであった。類似団体の平均値と比較してもほぼ同程度となっている。耐用年数を超えている管路は前回と同じく全体の10%程度であり、今後将来的に割合の増加が懸念される。施設の修繕・更新計画の他、耐震化についても協議していく必要がある。
全体総括
これまで一定の経常利益が発生していたが、令和5年度に取得した配水池の減価償却も加わり、令和6年度の純利益が減少した。今後、人口減少による給水収益の減少、老朽化に伴う施設の修繕・更新が確実に見込まれ、料金収入だけではその費用を賄えないことが想定されることから、新たな企業債の借入れを行う必要が出てくる可能性もある。資金を適切に活用するため、修繕計画の策定等を行い、安定的な運営資金の確保に努めていく。現在の料金体系を30年以上見直ししていない。令和7年度中に経営戦略の策定と運営審議会の答申が完了する見込みであり、水道事業を維持するために必要な料金体系に変更していく。本管、給水管(一次側)での漏水の早期発見についても、他自治体との情報交換や最新技術の動向も注視しながら取り組んでいく。公営企業会計の経理は一般行政職が担うべきものでありつつも、複式簿記を採用しているため、専門的知識の継承が難しい。また、熟練の職員が少なくなる中で、新たな技師の確保も課題となっている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の小布施町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。