事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 売木村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 521人 |
| 現在給水人口 | 496人 | 給水区域面積 | 1,206ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率について収益的収支比率については、給水収入が少ないため給水収益のみで経営していくためには、現在の3倍の人口が必要であり、独立採算での経営は難しい状況です。また、経年劣化による施設修繕費用や維持管理費がかさんできています。令和元年度から料金の調整を行い比率は上昇しましたが、これから料金の回収率の向上等めざして他会計からの繰入金を少しでも減らしていくように努めます。④企業債残高対給水収益比率について企業債残高対給水収益比率については、平均を大きく上回っています。人口が少なく収益が上がらないことと、起債残高が非常に多いためです。建設から十数年が経過し、起債残高が減ってきているため、差は徐々に改善しつつあります。⑤料金回収率(%)について料金回収率について、100%を下回っており、給水収益以外の収入で賄われています。徐々に回収率は上がってきていますが、今後とも適切な料金収入の確保が必要とされ、料金の引き上げを行う予定です。⑥給水原価について給水原価については、起債償還金が多いため、高い数値で推移しており、原価を下げるには施設維持管理費や工事費用を抑えるよう努力をしていきたいです。⑦施設利用率(%)について施設利用率については、季節によって利用率が変動することを考慮しても適切な施設規模だと考えられますが、今後、給水人口の減少が進むと利用率が下がることが予想されます。⑧有収率(%)について管路を修繕し、漏水を減らしたことにより、有収率が上がったと考えられます。今後、管路の老朽化により、漏水が引きおこる可能性がありますが、早期発見・修繕に努めます。
老朽化の状況について
③管路について建設から、約25年を経過し老朽化し、現在は漏水の発見後に修繕を行っている状況にあるため、漏水事故が起こる前に、計画的に管路修繕を行う必要があります。・その他について浄水施設については、薬注設備や計装機器の耐用年数が過ぎたものを現在も使用している状況ですが、毎年補助金の申請をしつつ計画を建てて修繕しています。
全体総括
売木村の簡易水道は、当初から「建設費については、一般会計から支出しなければ採算が取れない。」という見込みの下、事業を始めました。全体では、収入支出の73%が、起債の償還という零細企業で財政的に健全と言えない状況にあります。さらに、施設や管路の老朽化も進んでおり、補助金を利用しながら、計画的に修繕・更新を行っていきます。また、平成31年度から料金の引き上げを行っており、収入の増額を見込んでおります。しかし、人口減少に伴い、将来的に収入の減少も見込まれるため、経営状況を考慮しながら今後も料金改定を検討していく必要があります。
経営状況
収支構造
総額2,493.2万円
総額1,351.3万円