事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 永平寺町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 18,881人 |
| 現在給水人口 | 18,785人 | 給水区域面積 | 7,660ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、単年度の収支が黒字であることを示す100%以上であり、類似団体・全国平均値も上回っており良好である。しかし今後も健全経営を続けていくため、維持管理経費の更なる削減や将来の施設更新需要を見据えた料金水準の見直し等について検討を進めていく必要がある。③流動比率は100%以上であり、短期益な債務の支払能力を備えていえる。また、現金等の流動資産も昨年度より増加している。④企業債残高対給水収益比率は、類似団体、全国平均値を大きく上回っている。今後も老朽化に伴う設備更新等で企業債残高の増加が見込まれることから、将来の持続可能な水道事業の経営を見据えた料金水準の見直しについて検討していく必要がある。⑤料金回収率、⑥給水原価では、現在は適正な料金収入を確保している状態であるが、将来における更新投資等に充てる財源が確保されていないため、維持管理費の削減や料金水準の見直しについての検討が必要である。⑦施設利用率は、適切な数値を示しており特に問題はない。⑧有収率は、類似団体・全国平均値を大きく下回っており、施設の稼動が収益に反映されていない。このため、早急に漏水やメーター不感等の原因を特定し、対策を講じる必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産原価償却率は、保有資産が法定耐用年数に近づいていることを示す数値が類維持団体、全国平均より若干上回っている。アセットマネジメント調査で資産の老朽化の状況を詳しく調査し、将来における更新等の財源確保や経営に与える影響について分析を行い、必要に応じて投資計画等の見直しを行う必要がある。②管路経年化率は、法定耐用年数を越えた管路がなく、数値は計上されていない。③管路更新率は、当該年度に更新した管路はなく、数値は計上されていない。
全体総括
現在の経営状況は良好な状態である。しかし、今後は人口減少到来による収益の減少や取水・送水・配水ポンプの計装盤、計装機器受電設備等の施設更新事業が経営を圧迫していくと推測される。このため、アセットマネジメント調査で資産の状況を詳しく調査し、水道施設の中長期的な更新費用について把握した上で経営戦略を策定し、料金水準の見直しによる収益の確保、維持管理費用の削減等の改革施策を行い、経営改善を図っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額4.0億円
総額3.4億円