事業・施設概要
| 都道府県 | 石川県 | 経営主体 | 中能登町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 16,742人 |
| 現在給水人口 | 16,620人 | 給水区域面積 | 3,486ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率人口減少などによる給水収益が減少する一方で、減価償却費は年々増加している状況である。当該指標は100%を超えたものの類似団体や全国的にみても低い水準となっている。令和4年度に料金改定を行ったものの給水収益が思うように見込めなかったのも要因の一つである。今後も引き続き、維持管理費や減価償却費の抑制に取り組んでいくこととする。②累積欠損金比率前年度は黒字となり欠損金は減少していたが、当年は災害の影響もあり赤字となり欠損金が増加した。今後は経常収支比率も注視しながら経営の安定化に努めていきたい。③流動比率現金預金等も含め資産の流動性が横ばいに推移している。建設改良事業に伴い企業債が増加している現状ではあるが、支払能力を高めるための経営改善を図っていく必要がある。⑤料金回収率当該指標が100%下回っており、維持管理費が使用料以外で賄われたということになる。今後は給水人口の減少に伴い有収水量も減少していく傾向にあるので、維持管理費の削減に努める必要がある。⑦施設使用率類似団体や全国的に見ても、若干ではあるが高い水準となっているが、今後は人口減少に伴い、給水収益が見込めなくなるのが顕著であり、今後の状況を見守りながら施設の維持管理を行っていかなければならない。⑧有収率施設の稼働状況が収益にあまり反映されていない状況である。水道施設や給水装置を通して給水される水量が収益に結びついていないため、漏水やメーター器等の不良について確認し、早急に対応をしていかなければならない。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率資産の老朽化度合は類似団体や全国的に比較しても低い水準となっており、計画的に老朽管更新事業を進めてきた結果である。今後も計画的な投資計画を行いながら、安定した経営ができるよう事業を進めていかなければならない。②管路経年比率法定耐用年数を経過した管路はないものの、資産の老朽化度合は微増しているため、今後も計画的な更新事業が必要となってくる。③管路更新率老朽管更新事業を計画的に進めているものの、更新等の財源確保や経営に与える影響は厳しくなる見通しである。これらを踏まえながら適切な管路更新が必要となる。
全体総括
人口減少等に伴う給水収益の減少が顕著となる状況であるため、施設の維持管理費や減価償却費等の抑制に取り組むとともに、安定した経営を行っていく必要がある。また、今後の老朽管更新事業については、資産にかかる減価償却費の増加による事業経営への負担を踏まえ、計画的に更新事業を進めることで経営基盤の強化を図ることが必要である。
経営状況
収支構造
総額4.9億円
総額5.1億円