新潟県見附市:見附市立病院の経営状況(2021年度)
新潟県見附市が所管する病院事業「見附市立病院」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2021年度)
地域において担っている役割
見附市立病院は、市内唯一の入院できる病院であり、救急車の受入れを行い、地域医療を担っています。県内の同規模の市では200~300床の病院が複数ありますが、見附市は94床の当院のみです。また、見附市の医師・看護師数は県平均を大幅に下回っていて、地域において当院が果たしている役割は大きいと考えられます。また、併設する老健「ケアプラザ見附」とともに、「医療・福祉の里」として市の健康政策も一体的に推進しています。長岡市の総合病院や市内医院と連携し、重症患者は長岡市の総合病院、中等症患者や回復期は当院と、それぞれの役割を分担し、円滑に地域医療が機能するよう努めています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:上昇しました。R2年度は新病棟建設のため医業外費用が多額であったことによるもので、新型コロナにより低迷が継続しており、平均値との乖離が大きくなりました。②医業収支比率:低下しました。新病棟移転で稼働病床が増加するも、新型コロナにより入院患者数が伸びず、ワクチン集団接種で収益確保に努めましたが、新病棟の減価償却費等の医業費用の増を補えなかったものです。③累積欠損金比率:年々上昇しています。④病床利用率:若干上昇しましたが、新型コロナの影響により、新病棟移転に伴う稼働病床数増が活かされませんでした。⑤入院患者1人1日当たり収益:横ばいで、平均値よりも若干高い水準です。⑥外来患者1人1日当たり収益:院外処方化で減少し、平均値よりも低額となりました。⑦給与費対医業収益比率:院外処方化・新型コロナによる医業収益減と給与費増により上昇し、平均値より高水準となりました。⑧材料費対医業収益比率:院外処方化のため低下し、R3年度は平均値より低い値となりました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:R1年度までは平均値よりも高く、老朽化が顕著でしたが、R2年度に新病棟を建設したことで、平均値並みの水準となりました。②器械備品費減価償却率:R3年度に高額な医療機器を更新したことにより減少し。平均値に近づきました。③1床当たり有形固定資産は、老健施設を併設していること、病院本体がH2~4年建設であり、建築単価が高額であったことなどから、例年平均値よりも高水準であることに加え、R2年度の新病棟建設に伴い大きく増加しました。これは、既存病棟94床全てを新病棟へ移行し、既存病棟は他の用途の資産として残存していることによるものです。
全体総括
R3年度は、外来院外処方化による外来単価減と材料費減、新病棟移転、新型コロナによる患者数・収益の低迷、新型コロナワクチン集団接種などの要因により、経営指標が大きく変化しました。新病棟移転に伴い稼働病床数が増加したことと、急性期から回復期への転換により、病床利用率の増を見込んでいましたが、新型コロナの影響により入院・外来とも患者数が伸び悩み、休日に新型コロナワクチンの集団接種を実施するなど収益確保に努めましたが、新病棟稼働による減価償却費・経費増、給与費増を補いきれず、経常収支比率・医業比率が低迷しました。今後とも地域医療サービスの安定的供給、水準の向上に努めると同時に、経営の安定にも努力し、多くの住民の期待に応えるべくより一層の向上を目指します。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
見附市立病院の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の見附市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。