📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度
地域において担っている役割見附市立病院は、市内唯一の入院できる病院であり、救急車の受入れを行い、地域医療を担っています。県内の同規模の市では200~300床の病院が複数ありますが、見附市は94床の当院のみです。また、見附市の医師・看護師数は県平均を大幅に下回っていて、地域において当院が果たしている役割は大きいと考えられます。また、併設する老健「ケアプラザ見附」とともに、「医療・福祉の里」として市の健康政策も一体的に推進しています。長岡市の総合病院や市内医院と連携し、重症患者は長岡市の総合病院、中等症患者や回復期は当院と、それぞれの役割を分担し、円滑に地域医療が機能するよう努めています。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率:上昇しました。R2年度は新病棟建設のため医業外費用が多額であったことによるもので、新型コロナにより低迷が継続しており、平均値との乖離が大きくなりました。②医業収支比率:低下しました。新病棟移転で稼働病床が増加するも、新型コロナにより入院患者数が伸びず、ワクチン集団接種で収益確保に努めましたが、新病棟の減価償却費等の医業費用の増を補えなかったものです。③累積欠損金比率:年々上昇しています。④病床利用率:若干上昇しましたが、新型コロナの影響により、新病棟移転に伴う稼働病床数増が活かされませんでした。⑤入院患者1人1日当たり収益:横ばいで、平均値よりも若干高い水準です。⑥外来患者1人1日当たり収益:院外処方化で減少し、平均値よりも低額となりました。⑦給与費対医業収益比率:院外処方化・新型コロナによる医業収益減と給与費増により上昇し、平均値より高水準となりました。⑧材料費対医業収益比率:院外処方化のため低下し、R3年度は平均値より低い値となりました。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率:R1年度までは平均値よりも高く、老朽化が顕著でしたが、R2年度に新病棟を建設したことで、平均値並みの水準となりました。②器械備品費減価償却率:R3年度に高額な医療機器を更新したことにより減少し。平均値に近づきました。③1床当たり有形固定資産は、老健施設を併設していること、病院本体がH2~4年建設であり、建築単価が高額であったことなどから、例年平均値よりも高水準であることに加え、R2年度の新病棟建設に伴い大きく増加しました。これは、既存病棟94床全てを新病棟へ移行し、既存病棟は他の用途の資産として残存していることによるものです。 |
全体総括R3年度は、外来院外処方化による外来単価減と材料費減、新病棟移転、新型コロナによる患者数・収益の低迷、新型コロナワクチン集団接種などの要因により、経営指標が大きく変化しました。新病棟移転に伴い稼働病床数が増加したことと、急性期から回復期への転換により、病床利用率の増を見込んでいましたが、新型コロナの影響により入院・外来とも患者数が伸び悩み、休日に新型コロナワクチンの集団接種を実施するなど収益確保に努めましたが、新病棟稼働による減価償却費・経費増、給与費増を補いきれず、経常収支比率・医業比率が低迷しました。今後とも地域医療サービスの安定的供給、水準の向上に努めると同時に、経営の安定にも努力し、多くの住民の期待に応えるべくより一層の向上を目指します。 |
出典:
経営比較分析表
,
北海道 函館市 函館市 岩見沢市 美唄市 芦別市 歌志内市 松前町 木古内町 森町 八雲町 長万部町 厚沢部町 乙部町 奥尻町 せたな町 南幌町 奈井江町 長沼町 美瑛町 中頓別町 枝幸町 美幌町 斜里町 興部町 豊浦町 白老町 新ひだか町 士幌町 鹿追町 大樹町 池田町 本別町 足寄町 厚岸町 標茶町 別海町 平内町 板柳町 おいらせ町 三戸町 南部町 つがる西北五広域連合 つがる西北五広域連合 岩手県 岩手県 岩手県 岩手県 岩手県 八幡平市 葛巻町 登米市 登米市 栗原市 大崎市 川崎町 丸森町 美里町 南三陸町 加美郡保健医療福祉行政事務組合 仙北市 寒河江市 天童市 朝日町 最上町 真室川町 小国町 白鷹町 置賜広域病院企業団 置賜広域病院企業団 福島県 猪苗代町 三春町 東海村 藤岡市 下仁田南牧医療事務組合 西吾妻福祉病院組合(事業会計分) 小鹿野町 鴨川市 南房総市 匝瑳市 大網白里市 多古町 東庄町 横芝光町 鋸南町 八丈町 新潟県 新潟県 新潟県 新潟県 見附市 佐渡市 佐渡市 湯沢町 津南町 富山市 津幡町 志賀町 宝達志水町 越前町 身延町早川町国民健康保険病院一部組合 峡南医療センター企業団 東御市 佐久穂町 信濃町 地方独立行政法人長野県立病院機構 恵那市 飛騨市 下呂市 三重県 亀山市 志摩市 玉城町 南伊勢町 福知山市 精華町 藤井寺市 兵庫県 相生市 香美町 公立豊岡病院組合 公立豊岡病院組合 南和広域医療企業団 南和広域医療企業団 すさみ町 智頭町 日南町 日野病院組合 奥出雲町 邑智郡公立病院組合 笠岡市 高梁市 備前市 備前市 備前市 美作市 鏡野町 地方独立行政法人岡山市立総合医療センター 岡山市久米南町国民健康保険病院組合 広島県 庄原市 神石高原町 地方独立行政法人府中市病院機構 下関市 岩国市 岩国市 周防大島町 周防大島町 三好市 勝浦町 美波町 高松市 綾川町 西予市 久万高原町 愛南町 四万十市 本山町 佐川町 小竹町 糸田町 地方独立行政法人川崎町立病院 佐賀市 唐津市 小城市 太良町 平戸市 平戸市 長崎県病院企業団 長崎県病院企業団 天草市 和水町 山都町 小国町外1ヶ町公立病院組合 日南市 えびの市 高原町 都農町 日之影町 五ヶ瀬町 地方独立行政法人西都児湯医療センター 枕崎市 公立種子島病院組合