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神奈川県地方独立行政法人神奈川県立病院機構:がんセンターの経営状況(2023年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

地域において担っている役割

都道府県がん診療連携拠点病院として、手術療法、放射線療法及び免疫療法を含むがん薬物療法や緩和ケアによる集学的ながん医療を推進している。また、がんゲノム医療拠点病院として、県内のがん診療連携拠点病院等との連携体制を構築し、先進的ながんゲノム医療を推進している。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

④病床利用率、⑤入院患者1人1日当たり収益、⑥外来患者1人1日当たり収益が改善したことで医業収益が増加した。医業収益の増加により⑦職員給与費対医業収益比率は令和4年度から微減したが、外来化学療法件数の増加などにより、材料費が増加し、⑧材料費対医業収益比率は増加した。医業収益の増加が医業費用の増加を上回ったことで②医業収支比率は増加した。コロナ関連補助金の減少が影響し、①経常収支比率は減少となった。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率及び②器械備品減価償却率ともに類似病院平均値を下回っているが、年々増加してきている。施設整備や改修を計画的に進めるほか、医療機器についても稼働状況や耐用年数等を考慮した更新を行っていく必要がある。

全体総括

コロナ関連補助金の減少に伴い経常収支比率は減少したが、病床稼働率、入院及び外来患者1人1日あたり収益の増加などにより、医業収支比率は改善している。今後も引き続き、地域医療機関との連携強化の取組みや、効果的な病床運用を継続し、更なる収益の確保に努めるとともに、効率的な予算執行を図り、収支を改善していく。

出典: 経営比較分析表,

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