事業・施設概要
| 都道府県 | 東京都 | 経営主体 | 利島村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 299人 |
| 現在給水人口 | 299人 | 給水区域面積 | 40ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は80-90%を推移しており、単年度収支が赤字となっている。収支改善のために支出の削減をしていく必要があるが、浄水場更新などがある為、改善が厳しい現状にある。⑧有収率については、類似団体の平均を下回っている。漏水による捨て水が多く出てしまっていることとから、減少傾向となってしまっている。⑤料金回収率については、小離島という地理的な条件から給水人口の伸び悩みにより、今後の収入見込みが横ばいであるため、令和元年度以降に微増の料金改定実施により改善していくことを検討している。⑥給水原価については、平成28年は渇水の影響で大幅に増加した。平成30年にかけては減少傾向となっているものの(国・都補助の対象とならない脱塩施設メンテナンスの費用のほか、7年に1度のRO膜の交換もないため)類似団体平均を上回っている。今後は浄水場更新があり給水原価が増加していく事が予想される。
老朽化の状況について
平成27年から平成29年までに老朽化している管路更新を行い、全体の2割の更新を終えた。平成30年度より急速濾過施設等の主要設備の更新工事を行っている。管路更新については、主要設備の更新工事が終わり次第、再開する予定である。③管路更新率は、平成30年更新なしのため0。今後は浄水場更新が終了する令和4年度以降の管路更新を目指したい。
全体総括
平成21年4月に料金改定を行い、財務基盤の確立を図っているが、長期にわたる景気低迷の影響や節水意識の浸透、また小離島のため人口増加が困難な状況であり、給水人口の伸び悩みにより、収入見込みが横ばいとなっている現状である。村内に業務を受託できる事業者が存在せず、他に拠点を持つ業者に委託の見積もりを提出させた経緯があるが、コスト的に厳しいのが現状である。直営で運営するに当たり会計所属職員を1名に抑えているが、これ以上の人員減は運営に支障をきたす。脱塩施設と急速濾過施設があるが、脱塩施設はランニングコストが高く、急速濾過施設は天水に左右される。また、急速濾過施設はH30年度から更新工事を行っている。老朽している部分の延命化を図りつつ、適正な使用料負担をおこなっていく。
経営状況
収支構造
総額3,689.0万円
総額3,668.0万円