事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 白井市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bc1 |
| 行政区域内人口 | 61,974人 | 現在処理区域内人口 | 44,431人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 44,080人 | 現在処理区域面積 | 856ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 220km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
全体として一定の健全性・効率性を維持していると考えられる。しかし、今後各施設の老朽化が進むにつれて、改築や更新費用の増加が見込まれることから、経営状況を注視していく必要がある。①「経常収支比率」、⑤「経費回収率」が100%を上回っていることから、黒字を維持し、汚水処理費を下水道使用料で賄えている状況である。③「流動比率」は100%を上回っており、類似団体と比較して良好な数値となっている。なお、流動負債の主なものは次年度に償還する企業債である。④企業債残高対事業規模比率は類似団体の平均値と比較しても低い値となっているが、今後、施設等の改築・更新の更新需要が増大する見込みであることから、財源確保のための企業債の増加が見込まれる。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値に比べ低いものの、今後見込まれる更新等を効率的に行っていくことでコストの維持に努めていく。⑧水洗化率は、類似団体平均値と比較して高い数値となっている。
老朽化の状況について
下水道管渠等の経年化により、有形固定資産減価償却率が上昇傾向にある。また、令和5年度より、耐用年数50年を超える管渠等が出始めたことから、管渠老朽化率が発生している。今後は、老朽化率の上昇が見込まれる。なお、老朽管更新については、令和3年度から7年度までの5年間を期間とするストックマネジメント計画に基づき、汚水管渠更生工事・布設替え工事、下水道ポンプ施設・設備の交換工事等を実施している。
全体総括
白井市の公共下水道事業は、千葉ニュータウン区域や西白井区域など人口密集地区が県等により整備され、受贈資産が多いことから、下水道整備に充てた企業債は全国平均より低く、水洗化率についても高い数値である。市営水道区域は水道事業と一括で、県営水道区域においても徴収一元化により千葉県企業局へ下水道使用料の徴収委託をしており、中継ポンプ場の運転管理業務についても配水場運転業務と合わせ一括で業務を委託し、費用の削減を図っている。このことから、公共下水道事業の経営については、健全であるといえる。一方で、今後各施設の老朽化が進むにつれて、改築や更新費用の増加が見込まれ、人口の減少等の要因から使用料収入が減少傾向の中、さらなる経営基盤の安定化や効率化を進める必要がある。
経営状況
収支構造
総額12.9億円
総額12.3億円