事業・施設概要
| 都道府県 | 群馬県 | 経営主体 | 高山村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F3 |
| 行政区域内人口 | 3,838人 | 現在処理区域内人口 | 2,023人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,441人 | 現在処理区域面積 | 198ha |
| 晴天時現在処理能力 | 981m³/日 | 下水管布設延長 | 26km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率・平成22年年度から増加傾向にあったが平成26年度は100%を下回っている。理由としては施設運営の維持管理費の増大と料金収入の減少が考えられる。また一般会計に頼ってる部分もあるため、料金収入の見直し、施設管理費の適切な運営を徹底して改善する必要がある。④企業債残高対事業規模比率・平成22年度から平成26年度まで企業債残高は縮減傾向にある。⑤経費回収率・平成25年度から平成26年度にかけては類似団体の平均値を上回っているが、経費回収率は100%を下回っている。⑥汚水処理原価・類似団体の平均値をすべて下回っているため、汚水処理に係るコストが比較的安価と考えられる。⑦施設利用率・類似団体の平均値より施設利用率が低い水準となっている。高山村の利用率としては減少していないが横ばい状態が続いている。⑧水洗化率・徐々に増加しており、平成26年度に関しては類似団体の水準を上回っている。(2)収益的収支比率が近年減少傾向にある為、収益悪化に留意し、改善していく必要がある。そのため使用料収入の確保、処理施設の維持管理費の削減、接続率の向上に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
管渠改善率については、近年では管渠の更新等の実績がない。今後においては、管渠の更新計画の策定を実施し、長期的な視点で検討する必要がある。施設に関しては現状2施設とも順調に稼働しているが、今後老朽化に伴う不具合も起こりえる。そのため計画的な改修等を進めていかなくてはならない。
全体総括
(1)①収益的収支比率は類似団体の水準を5年間下回っており、100%を切っていることから経営改善にむけた取組が必要である。そのため使用料収入の適切な確保を徹底させる必要がある。しかし将来的には人口減少に伴う収入源の確保が困難なことも予想されるため、施設の維持管理費を見直し支出を抑えるよう努めなくてはならない。④企業債残高については、5年間で全体の3割縮減しているので、経過を観察する。⑤経費回収率については類似団体と同水準であるが、45%と大きく下回っているので①と同様の対策が必要である。⑦施設利用率については類似団体の平均を下回っている。汚水処理量や稼働率を観察し、適切な利用状況になっているかどうか調査する必要がある。⑧水洗化率については、年々増加しており類似団体とほぼ同水準であるが70%なので、水質保全の観点から改善する必要がある。
経営状況
収支構造
総額9,797.4万円
総額5,527.2万円