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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について市貝町の公共下水道事業は、平成16年度に供用開始して以来、現在も整備を進めている事業である。現在は全体計画整備面積を250haのうち105.3haを供用開始の告示をしており、処理人口は計画区域内人口4,894人に対して、2,370人となっている。毎年整備を進めており、人口減少の影響はあるものの、処理人口及び使用料収入ともに年度差はあるが増加傾向にある。年度間収益的比率を見てみると、同収支比率は例年100%前後の数値で推移しているが、突発的な修繕等での支出が多い年度に関しては、100%を下回る年度が出てしまうため、突発的な修繕が偏らないように計画的な修繕を進め、安定した支出に努めていく。また、下水道使用者の水洗化率については例年70%台で推移しているが、新規下水道使用者の増加に伴い、年度差はあるものの増加傾向にある。今後も使用料収入増加のため公共下水道の普及促進に努めていきたい。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について市貝町の公共下水道施設は、平成16年度に供用を開始した。施設や管渠については、まだ著しい老朽化は見えていないが、施設内に設置されている電気設備関係の老朽化は見られ始めている。今後の修繕等を考慮してストックマネジメント計画を策定し、定期的な施設機器や管渠等の更新が必要である。 |
全体総括市貝町の公共下水道については、整備を進めている事業である。供用開始が先のため、処理区域面積は前年度と同値であるが、供用開始に伴い処理区域面積及び処理人口、使用料収入の増加が見込まれる。しかしながら、今後の施設機器、管渠の老朽化による修繕や更新等も控えていることから、計画的な支出に努め、安定的な経営を継続していく必要がある。 |
出典:
経営比較分析表
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