茨城県つくばみらい市:農業集落排水の経営状況(2016年度)
茨城県つくばみらい市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2016年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率はH28は100%以上となっているが,これは他会計からの繰入金によるところであると考えられる。④企業債残高対事業規模比率について,H27には0%だったものがH28は3797.36%と増大し,類似団体と比較しても大きく上回っている。これは地方債残高に対して営業収益が少ないためであるが,実際には地方債の償還はほぼ公費負担としており,この公費負担が計算上加味されていないため増大している。よってH28の状況としてはH27と同様0%である。⑤⑥経費回収率は50%未満と類似団体と比較しても低い状況である。これは農業集落排水事業施設は小規模であり,8箇所の処理場を運転していることから維持管理経費が嵩んでいることが考えられる。汚水処理原価についても325.56円/㎥と類似団体より42円程度高額となっており,今後経営の効率性を低下させる要因となる可能性があることから,水洗化率の向上による収入増,運転管理委託等の見直しによる経費削減を図りながら必要に応じて料金見直しも検討しなけらばならない。⑦施設利用率は51.12%となっており,類似団体と比較しても下回っているが,H26に供用開始した処理区域はH29まで整備区域を増大していき普及率を上げ,利用率上昇を目指す。⑧水洗化率については81.73%となっており,類似団体指標を3ポイント弱下回っている状況である。今後も更に接続推進活動を強化していく。
老朽化の状況について
③8処理区のうち,最も早くに供用開始した施設は平成5年であり,20年を経過している。施設の老朽化は顕著であり,毎年度ポンプや処理施設の主要な機器の交換等を行っている。水質の状況により,法定耐用年数経過以前に故障する機器もあり,事後対応となるケースが見受けられる。H30より各処理場の機能診断を行い,今後更新計画をたてるとともに各処理施設の最適化構想を考えて計画的な改修を行っていく。
全体総括
農業集落排水事業についてはH29までに全ての計画区域の整備が完了する予定であり,以降は維持管理に関する事業となる。H32を目途に水洗化人口も増加していく見込みであり,現状の水準での運営を維持できるものと考えている。しかし,創設当初の施設においては,耐用年数を経過するものが多くなってくることから,維持管理費の負担が大きくなってくることが見込まれる。今後,維持管理の効率化,施設の長寿命化を進めるとともに,現在,公共下水道事業やコミニティプラント事業と統一した使用料金体系の見直しを検討する必要がある。また,将来的には計画人口が減少していくことなどから料金収入だけで賄うのは難しいことが予測され,長期的な視野にたって,公共下水道事業との統合についての検討など,抜本的な対策を講じる必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部のつくばみらい市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。