事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 那珂市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 55,312人 |
| 現在給水人口 | 54,514人 | 給水区域面積 | 9,699ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率が100%を上回ることから経営状況は比較的健全な水準にあると言えます。また、料金回収率が100%を上回ることから、当事業は、給水収益で賄われていると言えます。工事では、木崎浄水場の更新事業、老朽管の更新、新設道路等の管路の埋設を行っており、その費用にかかる財源は、自己財源のほか、企業債などの借入金を充てる予定で計画をたてており、今後も健全経営を続けていきます。施設利用率は、ほぼ横ばいの状態が続いておりますが、今後は、給水人口の減少が考えられることから施設利用率が低下すると予想されます。その点を考慮し、木崎浄水場の更新事業では、木崎浄水場と瓜連浄水場を統合して施設利用率の低下が起きないように事業を進めていきます。有収率が低下していますが、その原因として平成23年3月に起きた東日本大震災の影響や管路の老朽化による未発見の漏水が増えていることが考えられます。そのため市内全域の漏水調査を実施します。また、東日本大震災の経験を踏まえ、耐震性を考慮しながら老朽管の更新を行うなど、適正な維持管理を行い、有収率の向上に努めます。
老朽化の状況について
昭和47年からの水道創設事業により布設された水道管が40年を経過しており、老朽化が進んでいますので、計画的に管路更新を行います。
全体総括
現時点で経営の効率性、財務の健全性は概ね確保されているといえます。今後は人口減からの水道料金収入の減少が懸念されます。また、浄水場や管路の更新事業による減価償却費用の増加も考えられ、経常収支において、赤字経営となることが予想されます。そのため、将来の状況に備え、更なる経費節減に努めるとともに、各指標の傾向を十分に分析し、現在の水道料金の設定で、少しでも長い期間、水道事業を経営できるよう努めます。また、漏水防止対策や耐震性を考慮しながら老朽管路の更新を行い、施設の適正な維持管理に努め、有収率の向上を図ります。今後は水需要の動向に注意しながら、計画的で効率的な経営に努めます。
経営状況
収支構造
総額11.2億円
総額9.8億円