事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 矢祭町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 5,879人 |
| 現在給水人口 | 5,395人 | 給水区域面積 | 2,990ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
矢祭町水道事業は2つの簡易水道施設と6つの給水施設により運営している。経常収支比率は121.50%と類似団体より若干高くなっているが前年度の数値よりは下回ったため、今後も財政の柔軟性を図るため経常経費の抑制を図る。料金回収率は87.39%と前年度を大きく上回った。これは滞納整理の効果が大きいと思われる。料金収納率が上がったため給水原価は類似団体を下回った。一方で、一般会計からの補助金で経営を賄っている部分はいまだ多く、収納率をさらに上げるため、引き続き徴収体制を強化して、有収率及び自主財源の確保を図っていきたい。累積欠損比率、流動比率については問題はないが、企業債残高高対給水収益比率は1025.76%と前年に比べさらに高く、過去に老朽管更新に借りた残債が多いことを示している。料金収入でまかなえているうちはよいが、後年度を考えると一般会計の財政担当と協議の上、減債基金等を使用した繰り上げ償還も引き続き視野に入れていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却費率については類似団体と相違ない。管路経年比率については法定耐用年数を過ぎた管路が少なく数値には出て来ない。管路更新率においても更新距離が短いため同様である。しかし耐用年数に迫る管路や年数不明の管路も多く存在するため、布設箇所の状況等を踏まえ、更新を行っていきたい。当町ではまだ石綿管を残す地域があり、平成14年度から毎年計画的に塩化ビニール管への布設替えを行っている。平成26年度より布設替えを行う距離を増やし、残石綿管は約1,500m程度にはなってきているが、補助事業等を利用して、基幹改良を今後も続けていきたい。また、資金の関係上塩ビ管を敷設しているが、ダグタイル鋳鉄管やポリエチレン管など耐震い対応した管種も視野に入れるべく、資金繰りを行いたい。
全体総括
当町では平成28年度より、簡易水道事業から上水道事業への移行した。企業会計が導入される中で、現状、町の方針としては減価償却に伴う料金の改定は視野に入れていないので、さらなる有収率の向上及び財源の確保のため、老朽管路・施設の更新、滞納整理を進めていきたい。
経営状況
収支構造
総額1.4億円
総額1.2億円