事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 遊佐町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 14,800人 |
| 現在給水人口 | 3,621人 | 給水区域面積 | 1,960ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
簡易水道区域の水道料金を上水道区域のものと同じ設定にしているため、経常収支比率、料金回収率は類似団体平均より高くなっています。企業債残高については平成22年度から統合簡易水道事業に向けて借入を行ってきたので年々増加していますが、それ以前の借入がほぼなかったので、債務残高は大きくなっていません。施設利用率は低くなっています。夏季は観光や帰省により使用量が増え、ピーク時には配水池の性能いっぱいまで使用される日もありますが、逆に冬の間だけ転出する人がいるなどで冬季は使用量が減少するため、年間平均としては低くなってしまいます。有収率は類似団体と比較して高い値にはなっていますが減少傾向にあり、本管の漏水の調査をすると同時に、給水栓使用者への水栓管理啓発を行っていく必要があります。給水人口は減少傾向にあるため料金収入も減少傾向にあり、収支比率を黒字に保つためには経費を削減する必要があります。必要経費とのバランスを取りながら進めていかなければなりません。
老朽化の状況について
給水区域が公共下水道・農業集落排水事業の区域とほぼ重なっており、同時に施工することで工事費を削減しつつ管路更新を行ってきました。管路に関しては耐震化も含め大半の区域で更新が済んでおり、山中にある取水配水池から給水区域までの配水管が未更新になっています。これらは現在行っている統合簡易水道事業完了後に更新する予定です。平成25、26年度については機械設備の増設、更新を行ったため管路工事を行っていません。機械設備については定期的にメンテナンス・オーバーホールを行っており、更新時期が一時期に集中しないよう調整しています。
全体総括
施設の効率性としては施設規模を夏季の観光施設利用などの需要に合わせて考えると、通年で低い値になるのはやむを得ないものと考えます。平成29年度から上水道事業に統合され地方公営企業法の適用を受けるため指標値の計算方法が変わります。特に減価償却の概念が追加されるため全体的に費用に当たる部分が増加し、経常収支、料金回収率は100%程度まで減少すると推測しています。今後は経常費用の削減等を行い健全な経営に努めていく必要があります。
経営状況
収支構造
総額9,590.9万円
総額5,825.0万円