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山形県大石田町:農業集落排水の経営状況(2017年度)

🏠大石田町

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経営比較分析表(2017年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

各項目とも類似団体平均値との比較では概ね良好な状況で推移しているように見えるが、経費回収率については、近年の大規模な施設設備の修繕は、基金からの繰入金を財源としているため、80%を下回る状況にある。H29年度は機器設備の改修費が例年に比べ大きく、基金からの繰入金が多かったため、数値が下がっている。また、経営の健全化を図るうえで、加入率アップが必要であり、今後も引き続き、加入率アップに向けた取り組みが必要である。また、建設から20年が経過した施設などについては、機器設備の改修費が膨らんでおり、今後の大規模改修を見据えた経営計画の検討が必要である。

管渠改善率

老朽化の状況について

昭和61年供用開始の施設については、平成13年度に機能強化対策工事により一部機器の改修を行っているが、管路及びその他の施設については、改修に至っていない。今後、機能診断等を実施し、改修計画を検討していく必要がある。

全体総括

平成22年で町内6処理施設の整備が完了しているが、既に整備から30年以上経過している処理施設もあり、施設全体の改修が必要な時期となっている。今後、管路の布設替え等を含め施設の改修を行うことにより収益的収支比率の悪化が予想されるため、料金の見直し等、経営改善の取組みが必要となる。そのため、施設設備改修計画策定を含めた経営対策を検討していかなければならない。

出典: 経営比較分析表,

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