事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 南陽市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 32,730人 | 現在処理区域内人口 | 217人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 217人 | 現在処理区域面積 | 15ha |
| 晴天時現在処理能力 | 102m³/日 | 下水管布設延長 | 2km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当市の農業集落排水事業は、①経常収支比率②累積欠損金比率に示すとおり、経常収益が経常費用を上回っているため、一見、経営状況は良好ですが、経常収益には一般会計からの補助金収入を含むため、補助金を含まない営業収支だけを見れば、使用料収入(営業収入)で経費(営業費用)を賄えない、営業損失が発生しています。費用の大半は、設備投資に掛った初期費の減価償却ですが、処理施設の老朽化に伴い、修繕費が増加傾向にある一方、施設のある大橋地区の人口減少に伴って使用料収入も減少していることから、将来的にも営業収支を黒字化させることは困難な状況下にあります。
老朽化の状況について
農業集落排水施設は平成3年に供用が開始され、25年が経過しました。特に汚水処理施設の老朽化が進み、設備の維持に必要な費用も年々増加傾向にあります。不具合の発生した個所はその都度修繕を行っていますが、老朽化への抜本的な対策にはなりません。いずれ、汚水処理施設の大規模改修は避けられない状況です。しかし、利用者人口の将来予測は減少傾向のまま変わらないことから、現時点においては、改修に要する費用を勘案すれば、処理施設を将来も単独で維持し続けるより、公共下水道に接続して処理した方がコストが低いと判断しております。農業集落排水事業を行う大橋地区と、公共下水道供用区域の間には一級河川吉野川が存在しているため、この渡河方法を含め、現在、検討を始めています。
全体総括
農業集落排水施設は、当面、経費節減に努めつつ一般会計からの補助を受けて現状を維持します。将来的には、汚水処理施設を保有せず、公共下水道に接続し、県営置賜浄化センターにて一元的に処理することが最も合理的であると考えています。
経営状況
収支構造
総額1,122.0万円
総額943.2万円