事業・施設概要
| 都道府県 | 秋田県 | 経営主体 | 羽後町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 15,874人 | 現在処理区域内人口 | 2,557人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,609人 | 現在処理区域面積 | 120ha |
| 晴天時現在処理能力 | 972m³/日 | 下水管布設延長 | 29km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
農業集落排水施設のある床舞地区・土館地区はともに農村部であるため、近年の少子高齢化の影響のため人口減とともに使用料収入の伸び悩みが課題とされております。また老人世帯も多いため供用から10年以上経過している現在も加入に踏み切れず、最近の加入率は鈍化傾向にあります。一方、施設整備に係る起債償還金のピークをこれから控えているため、一般会計からの繰入金が年々増加傾向にあります。今年度生活排水処理整備構想に伴う効率的整備計画を策定し、特に老朽化に伴う維持管理費が増加してきた床舞地区を特定環境保全公共下水道西馬音内浄化センターへ統合するという、個別(公共・農集)事業の垣根を越えた再編を検討しており、施設の効率的運用・維持管理費の低減に努めます。また土館地区についても機能強化事業を今後立ち上げ、機械・電気設備を中心とした効率的設備更新を計画します。また維持管理上、最も緊急性が高く安定的施設運営に欠かせない修繕等についても、汎用性の高い部品の採用を検討するとともに、資材・薬品等についても仕入れ段階において事業担当者・維持管理業者が互いに創意工夫をし、経常経費全体の削減に努めます。
老朽化の状況について
農業集落排水「床舞地区」の終末処理場「床舞浄化センター」は平成9年度の供用、「土館地区」の終末処理場「土館浄化センター」は平成13年度供用で、それぞれが供用開始後10数年以上経過し、経常的な機器点検費、修繕費が維持管理費全体を圧迫してきています。その対策として前述のとおり、町では土館地区において機能強化事業の立ち上げを計画し、今後の計画的修繕計画を立案し施設の健全維持に努めます。また床舞地区は平成38年度以降に特定環境保全公共下水道西馬音内浄化センターへの接続を検討しており、老朽施設の運用廃止を検討しながら、新たに接続する施設の未利用機能の有効活用に努めます。
全体総括
施設運営に伴う経費の効率化を常に意識するのは当然のことながら、健全な経営の基礎となる収支バランスを改善させるため、主要な財源である現行の農業集落排水使用料が適正であるか検証し、必要に応じ早期に対策を講じます。特に使用料については、今後の消費税率アップ・農業集落排水と公共下水道との統合を契機に、現在それぞれの料金体系を見直す必要性があり、事業全般の経営改善・安定化を図るため、現行単価より1~2割程度の使用料金引き上げを検討いたします。また下水道経営状況の把握・経営健全化を明確化することを目的に、公営企業会計移行に向けた事業を実施いたします。その準備として平成28年度中に資産調査のための基礎調査を実施し、必要となる資料のとりまとめ・関連する諸準備等に着手し、近隣及び先進自治体・秋田県からの指導のもと公営企業会計に移行できるよう努力いたします。
経営状況
収支構造
総額8,015.6万円
総額5,799.4万円