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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率は、前年度比0.4ポイントの増となり、わずかであるが改善されてきているものの、引き続き経営改善を図っていく必要がある。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較して、高い数値となっている。これは、本市の地理的要因である埋立地などにより下水道施設の整備費用が割高となっていることが主な原因であるが、整備もほぼ終息に向かっており、計画的な企業債の償還により毎年度減少している。⑤経費回収率は、前年度に比べ14.51ポイントの大幅な減となった。類似団体と比較しても低くなったが、次年度以降改善していく見通しである。併せて引き続き経費節減など改善を図る。⑥汚水処理原価は、前年度と比べて増となっている。次年度以降は28年度までとほぼ同程度になる見込み。類似団体と比較して高い数値で推移しているため、経費節減など経営改善に努める。⑧水洗化率は、類似団体と比較しても高い数値で推移しており、約98%と高い数値となっている。今後も引き続き水洗化の普及に努める。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について③整備開始50年を経過し、管渠の老朽化が進行しており計画的な改築、更新を図る時期を迎えている。人口が減少していく中で、安定した経営に取り組むため、効率的かつ効果的な施設更新を進めていくため、汚水処理施設及び管渠のストックマネジメント計画を策定する予定である。 |
全体総括公共下水道の経営は、類似団体と比較して地理的な要因により建設費が割高となっており企業債残高が高くなっている。普及のための新規整備はほぼ終息を迎えている一方で、既設の下水道施設の老朽化が進んでおり、今後は更新に関する費用が増加していく見込みである。また、人口減少が進むなかで使用料収入が落ち込むことも見込まれるなかで、今後の安定した経営のため、ストックマネジメントによる効果的な改修・更新や維持管理費用の節減、使用料収入の確保などに取り組んでいく必要がある。 |
出典:
経営比較分析表
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