事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 一戸町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 11,129人 |
| 現在給水人口 | 9,315人 | 給水区域面積 | 7,675ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①類似団体平均値に比べて高い水準で推移しており、経営は健全に行えている状況と言えるが、物価高騰の影響を大きく受けたことも一因となり、前年までと比べて一番低い数値となった。③100%以上で推移しており、短期的な債務に対する支払能力については問題ない状況であるが、今後は給水収益の減少や企業債借入増に伴い比率は徐々に減少していくものと考えられる。④類似団体平均値より低い水準で推移しているところであるが、給水収益が減少傾向にある中で計画的な施設更新も行っているため、数値は上昇していくと見込まれる。⑤100%以上で推移しているが、経常収支比率同様に物価高騰の影響を受け、前年までと比べて一番低い数値となった。減少傾向にある収益の確保と物価高騰の影響で増大しつつある費用の削減について検討していく必要がある。⑥類似団体平均値に比べて給水に係る費用が比較的少なく推移しているものの、施設投資に伴う減価償却費の増加等により増加傾向にある。今後も施設投資を行っていく必要があるため、今後はより増大していくものと考えられる。⑦施設利用率は当該値は一定水準で推移していることから遊休状態ではないと考えられる。⑧有収率は漏水調査を継続して行うなどの無効水量の削減へ向けた努力が反映されたものと考えられる。
老朽化の状況について
水道施設も多く管路延長も長いことから有形固定資産減価償却率及び管路経年化率の数値が高い水準で推移しており、今後も計画的な投資を行う必要がある。また、管路更新率については令和元年度より国庫補助事業を活用しながら耐震化工事を行っており、令和4年度は前年度と比較して大きく改善した。耐震化工事を今後も継続していく予定であるため今後も当該値について改善する見込みである。
全体総括
令和4年度は、前年と比較し減少傾向にあるものの、経常収支比率や料金回収率、給水原価の数値が示すように他類似団体と比較しても良好な経営状況であると言える。一方で、有形固定資産減価償却率や管路経年化率は依然として高く推移しており、水道施設や管路の設備投資について今後も計画的に行っていく必要がある。今後も収益の確保と投資のバランスを踏まえながら戦略的な水道事業の経営を進めていく。
経営状況
収支構造
総額3.2億円
総額2.8億円