事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 九戸村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 5,186人 | 現在処理区域内人口 | 388人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 288人 | 現在処理区域面積 | 20ha |
| 晴天時現在処理能力 | 221m³/日 | 下水管布設延長 | 5km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率について収益的収支比率はR4では62.21と低下したが、これは公会計移行に伴う委託費の増加のためと分析している。依然として経営状況は健全とは言えない状況が続いている。一般会計からの繰入金に依存せずに経営改善に取り組む必要がある。④企業債残高対事業規模比率について収支赤字分は一般会計から補填しており、企業債償還に係る負担について、一般会計からの繰入に依存しているため全国や類似団体と比較した場合、高い数値となっている。⑤経費回収率について全国および類似団体と比較し低い数値が続いている。適切な料金設定及び汚水処理費の削減に努める必要がある。⑥汚水処理原価について全国及び類似団体と比較すると高い状況が続いている。維持管理費の削減や接続率の向上により、有収水量の増加に努める必要がある。⑦施設利用率について接続率が低いことが影響し、利用率も低い値となっており、今後も接続率向上に向けた取組を継続して実施していく。⑧水洗化率について全国及び類似団体と比較するとまだまだ低い値となっているが、引き続き水洗化率向上に向けた取組を継続して実施していく。
老朽化の状況について
本村の供用開始は平成14年となっており、法定耐用年数を超えた管路、施設等はまだ無い状況である。計画的な管路内の点検、調査等の実施を行い、今後予定される老朽化や更新時期を見据えて取り組んでいく必要がある。
全体総括
経営状況は、依然として厳しい状況が続いており、水洗化率の低さが施設の利用率や収益的収支比率等を低下させている状況である。R6から公営企業会計に移行しており、より詳しい経営状況が明らかになるものと推測されるが、地道な下水道の普及啓発活動の実施による水洗化率の向上や新たな下水道のPRを含め、新たな推進方法の検討が必要である。また、ストックマネジメント支援制度を利用し、施設全体の中長期的な予測を立て、計画的に改築、修繕等を実施していく必要がある。そのためにも適正な料金設定の実施や経費削減に取り組んでいくことが重要である。
経営状況
収支構造
総額1,908.3万円
総額1,083.7万円